2001-07-01 [長年日記]
λ. 昼食
昼飯はバーミヤンで中華。エビチリソースとかフカヒレスープとか、その辺。ところで、バーミヤンって仏像が破壊されるまで全然知らなかった。
λ. 「ゲームとプログラミングはのめり込めば最も金のかからない娯楽」
ところで、プログラミングというかデバグには「最も金のかからない苦行」という面もあるかも。;-)
λ. [よしりん] yoshirin.co.jp
そうか、小林よしのりは「よしりん企画」とか言ってる割にはyoshirin.co.jp取ってなかったんだ。ちょっとビックリ。
λ. w3m
が久しぶりにセグフォ。フレーム周りのバグだと思うんだけど、再現しないので、追跡できず。
λ. 買った本
- 「黒い輪 - 権力・金・クスリ オリンピックの内幕」 ヴィヴ・シムソン, アンドリュー・ジェニングズ [著] 広瀬 隆 [監訳]
- 「るろうに剣心 巻之二十五」和月伸宏
- 「るろうに剣心 巻之二十七」和月伸宏
λ. 借りた本
- 「悪童日記」(Le Grand Cahier) アゴタ・クリストフ(Agota Kristof)[著] 堀茂樹[訳]
- 「文化としてのスポーツ」 オモー・グルーベ[著] 永島惇正・岡出美則・市場俊之[訳]
- 「パンドラの箱」 広瀬隆
- 「スポーツの法律問題」
- 「250語でできるやさしいアラビア語会話 {改訂版}」 黒田壽朗 レイラ井上
- 小説すばる 2000年12月号
λ. PPxP
そういえば、EmacsのモードラインにPPxPのステータスと接続時間を表示したいなぁ〜 ppxp.elとかいってどっかに落ちてないかな〜。
λ. 「文字」の定義
「文字」の定義には文化的、思想的、政治的な面があるのだろうけど。大体、テキストデータってのは何らかなの形で処理が行なわれることを期待されているわけだから、テキスト処理単位とグリフの単位が異なる場合、テキスト処理単位が符号化の単位として優先されるべきだというのは自明だ。…っていい加減理解してくれよ、おい。
λ. 竹中平蔵
竹中平蔵って「バランスシート不況」論者で
- 個人消費はバブル崩壊後からあんまし変化してない
- 消費の低減は、不良債権処理による企業消費の減少が原因
- 企業消費の減少を財政政策で相殺して、現在の水準の景気
といった主張をしていたような記憶があるんだが、小泉内閣の政策って(以下略)
2001-07-02 [長年日記]
λ. 新・闘わないプログラマ No.185 | 指し示す
配列におけるポインタ生成規則って、その考え方自体はなかなか面白いと思うし、C言語のような位置付けの言語としては便利だと思うわけで、もしこの規則が無かったら(配列もANSI Cの構造体のような感じだったら)、「&」演算子を多用しないといけないし、結構ごちゃごちゃするかな、などと思ったりもするわけです。
とあるけど、それを実際にやってるのがPascalですな。でも、それほどゴチャゴチャすることは無いと思う。むしろ、これでゴチャゴチャするとしたら、そのプログラムの方が問題のような気がする。
var a: array[0..9] of integer; p: ^array[0..9] of integer; q: ^integer; begin p := @a; q := @(a[0]); a[0] := 100; p^[0] := 100; q^ := 100; end
λ. 似た言語であるCとPascalのこの姿勢の違いは面白いと思う。ちなみにPascalは、ポインタに関しても結構ストイックで、ポインタに対する加減算は出来ないし、大小の比較も出来なかったりする。(Delphiでは「Inc(p, i);」とか出来たりするけど。)
λ. 記号処理プログラミングのミニプロ
Rubyで、Lispの簡単な処理系を書いてみようと思う。一度、オブジェクト指向言語で簡単な処理系を書いてみたかったのだ。全然自信無いんだけどね。まあ、だめそうだったら、inferior-script-fuとかいって、1024個めくらいの車輪に逃げよう。
λ. コンパイラ構成論
ところで、コンパイラ構成論の講義が今年の秋学期には「事情により」開講されないそうだ。超ショック。でも、まあ、脱線ばかりしてないで総合政策の道へ戻れという天の采配なの…かも?
2001-07-03 [長年日記]
λ. GImageView
良い感じ。
λ. 信念とか
- 『過去を変えることはできない。未来なら変えることができる。』
- 『未来を変えることはできない。過去なら変えることができる。』
λ. どちらを信じている人が多いだろうか? しかし、どちらも不健全な気がする。前者はどこか傲慢な匂いがするし、後者はあからさまに無責任だ。
λ. Re: w3m
どういう操作をしたか記憶を辿りながら色々試してみると、w3m/0.2.1でhttp://www.shishamo.com/でページの情報を表示しようと「=」を押してセグメンテーションフォールトしたという事みたい。
報告して既に同じ報告がされていたら何か恥ずかしいなぁと思って、w3m-devを覗いてみると、どうやら[w3m-dev 01993]だったようです。お騒がせしました。
λ. tDiary 1.0.0
おっ。1.0.0 が出てる。
λ. UNIXと溝
面白いなぁ。でも、elispが「新し物好き(Early Adopters)」のカテゴリーに入っているのは何かの間違いのような気がする。真の「新し物好き」は Guile Emacs を使え! な〜んちて。
2001-07-04 [長年日記]
λ. Rouge
Rubyで書いてるLispの簡単な処理系は、Rougeという名前にした。仕様とかいい加減だし、まだ基本的な部分しか実装出来てないけど、以下のような感じでそれなりに動くようになった。よしよし。
rouge>
(setq hoge (let ((hoge "hoge")) (lambda () hoge)))#<procedure>
rouge>
(hoge)"hoge"
2001-07-08 [長年日記]
λ. 他にマトモな活動をしている時ってやっぱ日記を書くのって面倒だ。
λ. Rouge
ようやく、lambdaが関数じゃなくても実装できる事に気が付いたが、CommonLispは気に入らないところが多すぎるので、Schemeっぽく方向転換。完全数不完全数の概念はめんどくさいそうなのでパス、IntegerとRationalが完全数でFloatは不完全数でいいや。あと、マクロの実装をどうすれば良いかがいまいち良く解らない。月曜の授業の時に安村先生に訊いてみよ。
λ. サマランチ・IOC会長 16日勇退
という記事が昨日の毎日新聞にあった。サマランチは引退後の新委員候補の一人に、国際近代五種連合副会長を務める同姓同名の長男(41)を推薦したらしい。また、16日の会長戦の有力候補は以下の3人らしい。
- ジャック・ロゲ(Jacques Rogge)理事(58)=ベルギー
- ディック・パウンド前副会長(59)=カナダ
- 金雲龍(Un Yong Kim)理事(70)=韓国
【2006-05-13追記】 どうでも良いが、この金雲龍という人はその後横領でつかまって、「国益のために釈放を」とかワケのわからんことを言ってる。ウケる。
λ. Gimp-Ruby
Gimp::edit_fill(drawable, fill_type) Gimp::PDB.gimp_edit_fill(drawable, fill_type) Gimp::PDB.plug_in_gauss_rle(run_mode, image, drawable, radius, horizontal, vertical)
λ. 全部、そのままの名前でGimpモジュールのモジュール関数にしたくなってきた。絶対こっちの方が自然だよな。あ〜、どうしよ。
Gimp::gimp_edit_fill(drawable, fill_type) Gimp::plug_in_gauss_rle(run_mode, image, drawable, radius, horizontal, vertical)
λ. ショートサーキット論理評価
Rubyも当然サポートしてるはず。
irb(main):001:0> false and puts("hoge") false irb(main):002:0> false or puts("hoge") hoge nil
λ. Rouge その2
ちょっと変態的な記述を受け付けるようにしてみた。うひっ。
rouge> ((lambda (x . y) (* x y)) 5 . 6) 30
guile> ((lambda (x . y) (* x y)) 5 . 6) standard input:1:1: In expression ((lambda # #) 5 . 6): standard input:1:1: Wrong number of arguments to #<procedure (x . y)> ABORT: (wrong-number-of-args)
2001-07-09 [長年日記]
λ. 「女子高生のカーネル領域における言語的等価性」 (slashdot.jpより)
爆笑。『「知」の欺瞞』知らなくても笑えると思うけど、『「知」の欺瞞』は読んどけ。ところで、この新山祐介さんのSchemeのページにはお世話になってるっす。
λ. URLメモ
λ. Gimp-Ruby
dRubyを使ったサーバを多少マトモにした。複数のサーバを起動できて、それらを殺すためのメニューが個別に表れるようにする。しかし、gimp_install_temp_procでコールバック関数を登録してそのメニューを選択しても、コールバック関数が呼ばれないなくてだいぶ苦戦。メインループを回してイベントを処理して上げなくちゃいけないことに気が付くのにかなり時間がかかった。そして、そのためには、この場合だとgimp_extension_processというUndocumentedな関数を呼び出さなくちゃいけない。sigh...
λ. IRbなフロントエンドを作って接続出来ることも確認。メインスレッドをDRbのスレッドに単純にjoinしてしまうと、前述のgimp_extension_processを継続的に呼び出すことが出来なくなるので、「Gimp.extension_process(1) while server.thread.alive?」とかしておく。libgimpを捨ててGimpプロトコルを直接喋ったらもっと自然なインターフェースに出来るんだろうな…
λ. それはさておき、「druby://localhost:1301」というような項目をメニューに含みたかったんだけど、Gimpのメニューのパス区切りに使われている「/」をエスケープできなくて、なんつうか、白痴的だ。
2001-07-10 [長年日記]
λ. dRuby
ちょっと苦戦。リモートから取ってきたDRbObjectを引数に同じリモートのメソッドに渡す場合とかに元のオブジェクトに差し替えて呼び出したり出来ないのかなぁ?
λ. Delphi 6 Personal が無料 (foolより)
素晴らしい!
λ. Gimp-Ruby 0.5.0
0.5.0を公開。DRb方面ではまり気味。
λ. 帰り
まだ2時半頃だったのに帰りのバスが混んでてビックリした。中学と高校の方の授業が学期末で早く終るようになったのかな。まあいいや。
λ. 『Rubyを256倍使う本 無道編』 青木峰郎
を買った。
λ. dRuby
複数の値を返そうとしてはまった。配列は、含まれるオブジェクトがdump出来ないとdumpに失敗するので、dump出来ないオブジェクトが一つでも含まれていると、配列自体がDRbObjectになっちゃう… (T_T)
λ. Rouge ( )
もうちょっと実装を進めてから公開しようと思っていたんだけど、情報処理TAの清水さんが「すっごく興味がある」との事なので、ちょっと恥ずかしいけど、メールで送ってみる。
まあ、JavaでもCでも大抵の言語ならLispは実装できると思います。そういえば、「記号処理プログラミング」のSAかTAの人で、「Javaで実装しようとした事がある」と言ってた人がいたな〜 個人的にはJavaは「ちょっと勘弁」だけど。
λ. ところで、Raccをマスターしたら、今度はPascal辺りの処理系を作ってみたいなり。
ψ 咳 [dRubyの二件なんですが、前者はRWiki公式サイトのdRuby開発版の ページの1.3.3にかいたDRbObje..]
2001-07-11 [長年日記]
λ. あー。プロジェクト総合講座のレポートが1/4あたりから進まない。…とか書いてみる。一応総合政策系のクラスターを志しているので、そっちのネタをある程度前面に出したいんだけど…どうもうまい具合に絡み合わない。
ところで、PowerPointのファイルになってる講義資料が多くて、かなりムカつく。何とかならんのかね〜
λ. 「Ruby-Fuを書こう」
という簡単なドキュメントを書いた。これで、RubyやRuby-Fuに入門できるとはとても思えないけど、何かのきっかけになれば良いなぁ。画像がScript-Fuのやつそのままでアレですが。
λ. 海外のメーリングリストに流れる日本語spam
海外のメーリングリストで日本語のspamを初めて見た。何か恥ずかしい。
λ. Ruby ショートサーキット論理評価
あぁ、こういう例を出せば良かったのか。なるほど。なるほど。
λ. それにしても、andやorをlisp同様に制御構造として使えるのはありがたいなりね。
λ. レポート
結局書けなかった。やっぱ、文章を書くのは苦手だわ。自分の要領の悪さが本当に嫌になる。
λ. Rubyの拡張ライブラリ
VALUEと整数を間違って相互に代入してしまうバグが多すぎ。変数への代入とかだと気が付きやすいけど、関数の引数とかだとなかなか気が付かない事がある。拡張ライブラリの作成で経験したバグの半分以上がこれだ。VALUEを構造体にしてしまえばコンパイラがチェックできるのに…
2001-07-12 [長年日記]
λ. Gimp-Ruby
敵を知り己を知れば百戦危うからず
と言うし、ライバル達を少し覗いてみた。Python-Fuだと、「layer.name = "hoge"」と書けるのに、Ruby-Fuは「layer.set_name("hoge")」としか書けなくて悔しかったので、Ruby-Fuでも出来るようにした。具体的には、method_missingで「ほげ=」のように「=」で終るメソッドを検出したら、「gimp_クラス名_set_ほげ」というPDBの関数を呼ぶ事にして実現。
λ. ついでに、「?」で終るメソッドについては、「?」を取り去ったメソッドの結果を論理値に変換するようにした。PDBは、論理値を整数の0, 1で扱っていて困りものだったんだけど、これで比較的自然に扱えるようになった。
λ. さらに、setだけってのは非対象的でダサイので、getも出来るようにした。しかし、method_missingでこれをやるのは、やりすぎ気味だよ。
λ. 遭遇
岸先輩に大学で遭遇。それっぽい姿を見掛けたことが何度かあったんで、きっとそうだろうと思っていたら、やっぱりそうだった。
λ. デザイン言語総合講座 - データベース化された文化
今日は、
サブカルチャー史からの視点、ポストモダン社会の物語性の喪失とか、結構面白い話ではあった。「データベース」のもとに個別化された消費。 スノビズム vs 野獣系。物語の喪失は、コミュニケーションをプロトコル化して、作家性やメッセージの介在する余地を奪う。「大きな物語」を持たない人々に倫理をどう説明するか? 「何故人を殺してはいけないのか」
とはいえ、せっかく東浩紀なのだから、「知の欺瞞」的な科学や数学の濫用も披露して欲しかったな。:-P
λ. 最凶の週末
ぎゃふん。あまり考えないで、片っ端からこなしていくしかないか…。
2001-07-13 [長年日記]
λ. Gimp-Ruby
Ruby-Fuのregisterの方法がださく思えてきたので変えたいです。時間が無いので、詳細は来週考えるけど、registerにブロックを与えるんじゃなくて、
- 案1. 最後の引数でcallに反応するオブジェクト(典型的にはProcオブジェクトやMethodオブジェクト)を渡す
- 案2. 引数でレシーバのオブジェクトを渡す。呼び出されたときには関数名のメッセージをそのレシーバにsendする。
λ. 学校
一応、糞レポートも提出したし、論理プログラミングのミニプロの発表もこなしたし、線形の理論の課題も受け取ってきた。淡々と淡々と…
λ. 疲れた
帰ってきたら5:30ごろで、速攻寝た。夕飯頃には起きるつもりが、もう14日。はぁ。
2001-07-14 [長年日記]
λ. 近代思想の補講を受けにきたので、土曜日なのに学校にいる。土曜の1限なのでやはり出席者は少なくて10人くらいで、雑談ぽい感じで結構楽しかった。授業後にビールで乾杯。
λ. Ruby Hotlinks
に登録されたみたい。
λ. 風邪
だるくてフラフラする。無理をしすぎたらしく、風邪をひいてしまったようだ。脇の下で体温を測ると37.8°Cだったんだけど、医者のところに行って鼓膜で一瞬で測ると36.9°C。前に、風邪ひいたときもそうだったな。しかし、注射する際に腕に触って「やっぱ熱いわ」とか言われた。鼓膜の体温が低い体質なのだろうか・・・
2001-07-15 [長年日記]
λ. それで後者なんですが、僕が気になったのは、dump出来ないオブジェクトを含む複数の値を返すようなメソッドをリモートで呼び出した場合に、返り値の配列全体がDRbObjectになってしまって、呼び出した側で多重代入が出来ないという点です。
ただ、Rubyが多値を配列を使って表現している以上、これは仕方無いと思うので、気にしないことにしました。DRb側で解決するのは、不可能ではないにしても、綺麗な方法では難しいでしょうし。
λ. 朝
起きたらまだ熱があったので、英検はパス。ここでこじらせたら学校のレポートと試験がやばすぎだし。
2001-07-16 [長年日記]
λ. 記号処理プログラミングでミニプロの発表をした。名簿を見ると、Lispのコンパイラを作った人とかもいるみたいでレベルが高い。もっとも、その人は欠席してて発表を聴くことは出来なかったんだけどね。
λ. 昼食
は学食で、アサリとイカのスパゲッティにコーンスープ。しかし、このコーンスープの薄さといったら…
2001-07-17 [長年日記]
λ. 昼起きてぼーっとしてたら悩んでた証明ができちゃった。有理数までは証明できてて無理数に拡大するにはどうしたら良いかと悩んでたんだけど、最初から背理法使えば良かったのね。こういうのって、何て言うか、快感。
λ. 来週の月曜にテストが終るまでは課題以外のプログラミングは自粛しよう。
λ. Matrixの落とし穴
ちょっと行列の計算ではまった。気付けばどうってことないけど、結構落し穴かも。
irb(main):001:0
> require 'matrix'true
irb(main):002:0
> Matrix[[2, 5], [1, 3]].determinant6
irb(main):003:0
> Matrix[[2, 5], [1, 3]].inverseMatrix[[0, 0], [0, 0]]
irb(main):004:0
> require 'mathn'true
irb(main):005:0
> Matrix[[2, 5], [1, 3]].determinant1
irb(main):006:0
> Matrix[[2, 5], [1, 3]].inverseMatrix[[3, -5], [-1, 2]]
λ. 借りた本
- 「アリストテレス倫理学入門」
- J.O.アームソン(J.O.Urmson)[著] 雨宮健[訳]
- 「哲学の謎」
- 野矢茂樹[著]
- 「哲学ファンタジー」 / 原題「5000 B.C. and Other Philosophical Fantasies」
- レイモンド・スマリヤン(Raymond Smullyan)[著] 高橋昌一郎[訳]
- 「シンプルな情熱」 / 原題「PASSION SIMPLE」
- アニー・エルノー(Annie Ernaux)[著] 堀茂樹[訳]
- 「いつまでバグを買わされるのか - 平気で欠陥商品を売る業界の内幕」 / 原題「The Software Conspiracy - Why Software Companies Put Out Faulty Products, How They Can Hurt You, And What You Can Do About It」
- マーク・ミナシ(Mark Minasi)[著] 植木不等式[監訳]
λ. 買った本
- ジャンプ No.33
- -
- 「風の大陸」第二十部 水面下
- 竹河聖[著]
λ. 図書館
今日知ったんだけど、鎌倉市図書館ホームページってのがあるのね。図書館に出向かなくても蔵書検索が出来る…と思いきや、結構アレゲ。大体「入力文字は、Shift JISでお願いします。」って何だ? accept-charsetを指定しろよ…
λ. バイト
ところで、夏休みのバイトはどうしよう。誰か、楽で身入りの良い仕事下さい。(^^;; RubyとかGimpとか関係だったら言うことなしです、はい。
λ. グリフ = 文字 ?
そういうわけで、「グリフ = 文字」モデルでは不十分だと現在では考えられているわけです。何故不十分かと言えば、グリフでない単位を「テキスト処理単位」(つまり「文字」)としているスクリプトや、同じ「テキスト処理単位」が、語頭、語中、語尾で異なるグリフとなるようなスクリプトが実際にあるためね。しかも、ある「テキスト処理の単位」の語頭形のグリフと、他の「テキスト処理単位」の語中形のグリフが同じ…なんていう事すらある。もっとも、残念ながら僕にはそういうスクリプトは読み書きできないんだけどね。(そうそう、アラビア語を選択したかったのは、そのあたりの実際を知りたいという不純な動機もあったのだ。)
2001-07-19 [長年日記]
λ. 数学と論理の試験を受けた。100点取るべきような問題だったけど、「A∨¬AをNKまたはLKで証明せよ」という問題がわからなくて悔しかった。あと、不完全性定理の説明の問題で、「対角化定理」の語を使い残してしまったので、これも不味かったな。はぁ。
λ. 今日は、あと「デザイン言語総合講座」の試験を受けて、それから論理プログラミングのミニプロを仕上げて提出しなくちゃいけない。さぁ、頑張るぞ。
λ. 昼食
学食で、「ピラフの牛ソースかけ」と「キャベツとベーコンのコンソメスープ」。
λ. デザイン言語総合講座の試験
「持ち込み可」だと言うのをすっかり見落としてましたよ。さらに鞄に入っていると思ってた資料は入ってないし、絶体絶命のピーンチ!!
…だったんだけど、偶然知合いに会って、彼女の機転で九死に一生を得ました。本当に感謝感謝。
λ. とはいえ、論述問題が散々な出来だった。いつもの事だけど、時間無さ過ぎ。はぁ。
頭の中で考えがまとまってて、書き出すのに手間取ってるので、やはり手先の器用度をアップして、4倍速くらいで書き出せるようにしたい。
2001-07-21 [長年日記]
λ. プログラミング言語と無理数
プログラミング言語で無理数をそのまま扱いたい場合ってどうするのが定石なのだろうか? 一応、制約論理みたいのをサポートする言語だと何となく想像つくんだけど、それ以外の言語だとどうなんだろ?
λ. F×F=E1
「スーパープログラマーへの道」というページで、「九九でなくて、FFとか言って、9×9=81でなく、F×F=E1」というのを見て微笑。確かに、十進法というのは何か中途半端だよね。
λ. 分析哲学
そういや、SFCって「分析哲学」系の授業って無いの? 近代思想はあれはあれで面白かったけど、もっとそっち方面の授業を聴いてみたい。
2001-07-22 [長年日記]
λ. 明日は、「経済理論演習」と「記号処理プログラミング」の試験。「記号処理プログラミング」の方は簡単なリファレンスみないなプリントを持ち込みできるんで、多分大丈夫。問題は「経済理論演習」なんだよな。LS/IM分析とかわかんな杉。やばいよー
λ. マックロソフトに補助金を
あの企業が独占的企業であることは多くの人が同意するだろう。で、独占的行為の問題の一つに、資源配分の観点から、それによって財の供給が過小に抑えられるってのがある。あれはソフトウェアだから、量の供給が過小だって事は無いんだけど、品質考えると思いっきり過小だよな〜とか思うんだ。バグフィックス版みたいなので金取ったりしてるしね。
ところで、独占的行為による過小生産の解決法の一つに、(マイナスの課税である)生産補助金を与えるというのがある。(他には価格規制とかかな。まあ、根本的に独占自体を解決すんのが筋かもしんないけどね。)
どうだろう。マックロソフトに補助金を出せと主張する人はいないのだろうか?
2001-07-23 [長年日記]
λ. 「記号処理プログラミング」の試験は失敗。時間配分間違えた。でも、それほどひどい点数って事は無いと思うから、まあ良しとしよう。そして、残るは難関の「経済理論演習」。ミクロは大体オッケーで、マクロも基本的な所はなんとか押さえた。でも、これだけじゃ、問題解けないんだよー(泣)
λ. uses
$"があっても、initializationやfinalization等に適切な順序を定義できなければ意味が無いと思う。まあ、順序に依存しない場合はもっと善きに計らって欲しいものだけど。
λ. 昼
学食で、冷やしタヌキうどん、かばちゃの煮物、あとあれはフランクポテトでいいんだっけ?。
λ. 経済理論演習のテスト
失敗しました。ええ、失敗しましたよ。時間無さ過ぎ。小澤先生は「時間があっても、解けない問題は解けない。」とか言ってましたが、時間がもうちょっとあったら相当違ったね。
λ. まあ、それはそうとして、テストが終ってから「台形の面積ってどうやって求めるんだっけ?」とか聴こえてきたのは、気のせいでしょうか? 落ちぶれたりとはいえ、こんな連中と同じ大学にいる我が身がホント情けない。
λ. 瓶暗
手焼きっていいな〜
2001-07-24 [長年日記]
λ. もっと前を向いて歩いていこう。我々にとって重要なのは、自由という抽象概念ではなく、平和な共存なのだから、普遍的善としてではなく、その共存のための「道具」として自由を捉えるべき。
λ. Qt
Qt2だとQApplicationクラスのsetDefaultCodecメソッドにQTextCodec::codecForLocale()を与えるだけで、
λ. IOC会長選
そういえば、新会長はジャック・ロゲ(Jacques Rogge)っすね。北京オリンピックが決まった時点で金雲龍は無いと思ってましたが…
λ. Prolog vs Ruby
相互に利用したいんだけど、誰かやってないのかな?
ψ 咳 [ukドメインの人からPrologとRubyをdRuby経由でつなげないかなーって質問がきてました。 一応ブリッジを..]
2001-07-25 [長年日記]
λ. P で始まって l で終る言語
Progol でしょ?
λ. 今日の予定
学校に行って、線形の理論のレポートを提出。うーし、これで今学期の課題等は全部終わり。んで、生協でLinux Japanを買ってくる。「踊るGNOME」でGimp-Rubyの記事があるらしいので、それが楽しみ。ワクワク。
λ. 夕立ち
ちょうど学校につく直前から降り出したんだけど、凄かったね。もうビチョビチョ。仕方無いのでそのまま事務で「線形の理論」のレポートをポストにいれて、それから生協へ。生協までをこれほど遠いと感じたのは初めてかも。生協でしばらく時間を潰してたら殆ど止んでしまって、ちょっと残念。(雨とか怪しい雲行きとか結構好きなのだ) やっぱ夕立ちなんだなと感傷的な気分になる。帰りに湘南台でバスから降りたときに、ちょうど雲の合間から光が指してきて、水溜りと水滴に乱反射して綺麗だった。そして、立ち昇る熱気が心地よかった。今日は、こんなちょっとした感動が身の回りに幾らでも転がっているという当り前の事実を忘れている今の生活を悔いたのだった。
A KPartEd is a GUI disk partitioning utility for KDE and Qt/Embedded. The partition management is handled using libparted with KPartEd providing an easy to use front end. The partition types currently supported are: ext2, FAT (including VFAT and FAT32), linux swap, HFS, NTFS and ReiserFS. See the parted documentation for details of the level of support for the different file systems.
λ. LJ
「おどるGNOME」のGimp-Rubyの記事見ました。中身には踏み込んでなくて、紹介とインストール方法ですな。RubyじゃなくてGNOMEの記事なので妥当なところだと思う。…というか、細かいAPIの紹介とかしてなくて逆にちょっと安心。(^^;;
それと、「慶應大学総合政策学部に在学中の酒井政裕氏」って書いてあったけど、こうして書いてみると、なかなか長い肩書だな〜とか思ったり。
λ. 夕食
ごはん、あさりの味噌汁、スペアリブ。
2001-07-26 [長年日記]
λ. 4:30起床。朝食はパン。昼食は焼きそば。夕食は…何だっけな。「お江戸でござる」が面白かった。「頭隠して頭隠さず」ってそういう意味か。
λ. Gimp-Ruby
PDBの関数にmethod_missingでマップしている部分のコードが、クラス間で重複してたのでTemplate Method パターンで、散らばってたコードを少しまとめるというのを0.6.0でやった。
今、ちょっと逃避気味で、PDBの呼び出しをトレースする機能を付けてみたりしてる。Gimp-Pythonと違って、PDB::Procedure#call経由で呼ぶように設計していたおかげで、Cレベルでの幾つかの例外を除いて全部引っかかってちょっと気持ち良い。
あと、例のregisterのシンタックス。安易ではあるけど、次のようにしてみたら、結構良い感じ。
- ブロックが渡されていたらそれ
- 最後の引数でオブジェクトが渡されていたらそれをcall
- どちらも無かったら、関数名をObjectに__send__して、トップレベルの関数を呼び出す
λ. Rouge ( )
おぉ。RougeがRubyist!で紹介されててビックリ。高橋さんに感謝。しかし、これって実用性はアレなんで、遊ぶ以上のことはちょっと… という気がします。
λ. ピアノ
比較的調子良い。でも、まだまだだな。夏休み中に弾けるようになりたい曲もあるし、もうちょっと頑張ろう。
λ. 行列
ちょっと前にRubyの行列クラス内の割算の問題を書いたら、[ruby-list:30703]で同じ話題が。これって偶然? それとも僕の日記読んだのかな? だからどうというわけでも無いけど、ちょっと気になる。
λ. 多重代入
個人的には、多値を配列を使って表現しているのは、Rubyの汚点の一つだと思う。単一の配列オブジェクトを返そうとしているのか、複数の値を返そうとしているのかを区別しないというのは気持ち悪いし。
ところで、こんな感じの事が出来たらよいなぁ。とか時々思う。
def identity(*args) *args end identity() => nil identity(1) => 1 identity("hogehoge", "fugafuga") => "hogehoge", "fugafuga"
2001-07-27 [長年日記]
λ. たむちゃんと塚が久しぶりにやってきて、急に出かけることになった。とりあえず、海岸の方をブラブラ。昼食は「珊瑚礁」で「ナスとひき肉のカレー」。おいしかった。評判になるだけはある。で、さらにブラブラ。逗子辺りまで海岸を歩こうか思ったけど、由比が浜でダウン。鎌倉駅へ行って、そっから横浜こども科学舘に行きプラネタリウムを見た。
λ. GIMP 1.2.2 is finally out
おぉ。
λ. 飲み
大学のクラス会。湘南台なので、行く途中に藤沢のθでKondara 2.0を買った。これで僕もMaryさ。…ってのはおいておいて、ジンが効いたのか、今日は生まれて初めて酔っ払った。ホントにまっすぐ歩けなくなるんだぁ。ちょっと感動。でも、何かフワフワして自分が自分じゃないみたいで、気持ち悪いよぉ。おえぇ〜
λ. 今日の迷言
「何が飲みたい?」「君が飲みたい」
2001-07-29 [長年日記]
λ. こともなし。昼飯は太太で中華。今日は参院選だけど、残念ながら僕は投票できないんだよな。しかも、どうせ自民が勝つに決まってるから気が滅入る。
λ. Gimp-Ruby
RDでドキュメントを書きはじめる。基本的にタグでマークアップすれば良いだけのHTMLやXMLに比べてRDは難しい。とりあえず、がりがりと書いていたら40KB。 フォーマットに関わらず、ドキュメンテーションは大変だ。
2001-07-30 [長年日記]
λ. どうせなら、国会議員も一人一票とかやめて、選挙での投票数に応じて票数を割り振るとかしたらどうだろう。この国をもっと白痴的に出来るんじゃないだろうか。…とか選挙結果を見て思った。
λ. Gimp-Ruby 0.6.1リリース
0.6.1をリリース。なかなかやりたい事にたどり着けなくてちょっとイライラしてきたので、これ以上変更する前にスナップショットをだしとこと思って。
λ. 選挙制度
こんちわっす。ははっ、やっぱ僕が最初に考えたわけじゃないのか、残念。しかし世の中には色々考えてる人がいるんだな。ところで、市場制民主主義なんかを公約にする政党って何で無いんだろ。(笑)
λ. ありゃ
irb(main):001:0> method(:p) == method(:p) false
λ. Gimp-Ruby その2
Gimp::mainとGimp::PLUG_IN_INFOとGimp::Fuの関係は色々いじって、かえって状況が悪化してる。結局、Chain of responsibilityをRubyでどう書くかというのが本質なのかな? まあいいや、ゆっくり考えよ。
ψ うえち [こんな制度も面白かったり. http://www.t3.rim.or.jp/~s-muraka/bkantei01/..]