2001-07-12 [長年日記]
λ. Gimp-Ruby
敵を知り己を知れば百戦危うからず
と言うし、ライバル達を少し覗いてみた。Python-Fuだと、「layer.name = "hoge"」と書けるのに、Ruby-Fuは「layer.set_name("hoge")」としか書けなくて悔しかったので、Ruby-Fuでも出来るようにした。具体的には、method_missingで「ほげ=」のように「=」で終るメソッドを検出したら、「gimp_クラス名_set_ほげ」というPDBの関数を呼ぶ事にして実現。
λ. ついでに、「?」で終るメソッドについては、「?」を取り去ったメソッドの結果を論理値に変換するようにした。PDBは、論理値を整数の0, 1で扱っていて困りものだったんだけど、これで比較的自然に扱えるようになった。
λ. さらに、setだけってのは非対象的でダサイので、getも出来るようにした。しかし、method_missingでこれをやるのは、やりすぎ気味だよ。
λ. 遭遇
岸先輩に大学で遭遇。それっぽい姿を見掛けたことが何度かあったんで、きっとそうだろうと思っていたら、やっぱりそうだった。
λ. デザイン言語総合講座 - データベース化された文化
今日は、
サブカルチャー史からの視点、ポストモダン社会の物語性の喪失とか、結構面白い話ではあった。「データベース」のもとに個別化された消費。 スノビズム vs 野獣系。物語の喪失は、コミュニケーションをプロトコル化して、作家性やメッセージの介在する余地を奪う。「大きな物語」を持たない人々に倫理をどう説明するか? 「何故人を殺してはいけないのか」
とはいえ、せっかく東浩紀なのだから、「知の欺瞞」的な科学や数学の濫用も披露して欲しかったな。:-P
λ. 最凶の週末
ぎゃふん。あまり考えないで、片っ端からこなしていくしかないか…。