2002-06-01 [長年日記]
λ. 借りた本
- 小説すばる 2002年2月号
- -
- 『ボルヘス怪奇譚集』
- ボルへ・ルイス・ボルヘス, アフォルド・ビオイ・カサレス [著] 柳瀬尚紀[訳]
- 『星方遊撃隊 エンジェルリンクス 誕生編』
- 伊吹秀明[著] 幡池裕行[イラスト]
2002-06-02 [長年日記]
λ. Ruby-GNOME2とglib
Ruby-GNOME2用に、glibのgobject関係のコードをガシガシと書く。
property系のAPIとかリフレクション機能が強化されているので、うまくすればずいぶん楽を出来るようになりそう。
signal周りはGClosureを拡張した構造体を作ってそいつを使ってみる。GValueをRubyのオブジェクトに変換してやる部分さえちゃんと作ってやれば、signalの例の問題は解決するんでないかなぁ……
Rubyからのリファレンスもgobject側のリファレンスカウンタでカウント出来るようにしようとするも、互換性との絡みもあって微妙。
2002-06-03 [長年日記]
λ. 眠くて仕方がない。
λ. coalgebra
coalgebra に基づく考え方は Ruby では alternative でしかない らしいけど、coalgebra を前面に持ってきた言語って存在するのだろうか?
λ. 黒岩せんせ曰く
「テスト勉強はしても勉強しない学生。研究論文は書いても研究しない教授。」
λ. 第一印象占い
中村さんの日記の6/1より。やってみたけど、同じ結果だったので面白くなかった。
- Aタイプ:モヤーとした中にチラリと鋭さがのぞく
- 第一印象は「何を考えているか、よくわからない」というモヤーとした感じです。 ときどき内部に秘めた鋭敏さをチラリとのぞかせますが、他人との間に心理的な 境界線を引いていて、なかなか自分のホンネを出そうとはしないようです。その かわり、他人のことにもあまり関心を示さないタイプです。人とともに生きると いうより、自分の世界に沈着しようとする内向派です。独自の考え方と価値基準 をもち、専門分野で才能を発揮する可能性が大きいようです。
- ★アドバイス★
- あまり批判的にものを見すぎないで、素直にいくと上手くいきます。
2002-06-04 [長年日記]
λ. 『サトラレ (2)』 佐藤マコト
λ. プログラミング言語論
ローカル・サブルーチンは実装が面倒なわりにあまり嬉しい事がないって言うけど、使ってる部分でポインタ参照が1段増えるだけで、全然問題ないでしょ。つーか、ローカル変数があるのにローカル関数が無いって気持悪くない?
λ. 情報数学Ⅱ
急に簡単になった…
λ. 研究会
tomcatのcore/ContextManager.java, core/BasicIntercepter.java, core/Request.java, core/Response辺りを読んだ。
まわりくどいというか、なんというか…
とりあえず、理解できた事にしておく。
λ. Ruby-GNOMEとglib
手元のglib拡張ライブラリはシグナル周りも動くようになったのだけど、終了時に Segmentation fault する。多分リファレンスカウンタの扱いに問題があるのだろう。
2002-06-05 [長年日記]
λ. noname
昨日の日記に何故かrefererが残っているnoname.tar.gzだけど、何やら面白そう。
λ. というか、樋口さんのmiscディレクトリの中身を見て凹む。とてもかなわない。
λ. スピード狂のための道標
この文書は、GNU CやFortranなどで書かれたプログラムを少しでも高速化したい、という時に役にたちそうな情報をまとめたものである。GCCのオプションやGNUの独自拡張について、高速化に関連する部分を様々な文書から抜粋してまとめてある。また、プログラム高速化のためにはアセンブリ言語を理解したり書いたりすることができると非常に役にたつため、i386のアセンブリ言語についても簡単に解説する。
[2005-03-12 追記] 非常に役に立つ文章だったのだけど、消えてしまったみたい。 手元には保存してあるけれど、残念なことだ。というわけで、Internet Archive を参照のこと。
λ. マイナスイオン
最近クーラーやトイレに使われているマイナスイオンとやらがあるけど、金になるものは金にしてやろうというメーカーの考えにはひっじょーに共感を感じる。それについていく一部の消費者の馬鹿さ加減には呆れるけど。
とか書いてみるテスト。
2002-06-06 [長年日記]
λ. アルゴリズム論のレポート
BとCを選択したのだけど、結局Bしか間に合わなかった。Bの方を書いているうちに、せっかくなのでこの機会にLaTeXを勉強してLaTeXで書いてやろうじゃないかとか思い出したのが間違いだった。阿保すぎる。
それにしても、LaTeXのようなシステムを世界中の人が使っているというのは、何だかおぞましい。
λ. 語種選択
落としたままというのは悔しいので、また朝鮮語を選択してしまったよ。
λ. 読書
2002-06-07 [長年日記]
λ. 向井研
代数の話がサッパリわからない。チャネル理論は今日は Distributed System の話。きちんと話についていけているのはチャネル理論だけかも……
λ. 構造的・摩擦的失業率は4%もあるのか?
を読んだ。(黒木のなんでも掲示板より。)
λ. monadとF,G-dialgebra
monadとF,G-dialgebraについて分かったような気がする。気がするだけかも。
λ. かけ算のような物
そういえば、有野さんが「かけ算のような物、という言葉で説明しているのは、 おおざっぱに言えば直積、A*Aから、Aへの写像全般な訳です」と書いている「掛け算のようなもの」とは、product functor Id×Id T(A)=A×A, T(f)(x,y)=(f(x),f(y)) であるような endo-functor T によって定義される T-algebra 全般になるのかな。
λ. Generic Programming - An Introduction -
Backhouse, Jansson, Jeuring, and Meertens による ``Generic Programming - An Introduction -'' (summer school on Advanced Funcational Programming 1998 の Lecture notes, http://www.cs.chalmers.se/~patrikj/poly/afp98/) の第二章にあたる部分の summary です。
使っている概念は圏論のものであるにも関わらず、 圏論という言葉が一度も出てきていないのが少し不思議。
ふむ。functorにも、polynominal functor や regular functor といったクラスがあるのか。
2002-06-09 [長年日記]
λ. マイク・タイソンの負けらしい。あーあ。
λ. 修理に出していたプリンタが直って返ってきた。¥2000
λ. 可換性と結合律
「可換性が成り立たない世界は極めて制御するのが難しくどんな場所へ行くのか わからないミステリーゾーンのようなもの」という人もいるけど、結合律が成り立たない世界よりはずっとましだよなー、と思った。
λ. 読書
- 『彼氏彼女の事情』13巻
- 津田雅美[著]
λ. T-algebras
僕も良く知っているわけではないけど、T-algebra は endofunctor T について f: T(A)→A である(A,f)ですよね。Tがmonadでなくてはいけないという制約を入れることもあるらしいのだけど、その辺は全然知らなかったり。
例によって双対があって、f: A→T(A) である(A,f)がT-coalgebra。さらに、T-algebraとT-coalgebraを一般化したのがF,G-dialgebraで、これは functor F: C→D, G: C→D について、f: F(X)→G(X) となる(X,f)。
金曜の「product functor Id×Id」は間違いだったので、訂正。
λ. Categories for the Working Mathematician
圏論といえば、Categories for the Working Mathematician は、例や問題が数学的すぎて、数学の基礎をやってない僕のような人間にはかなり厳しい感じ。このまま続けるのも辛いので、素直に撤退しようかな……
2002-06-10 [長年日記]
λ. 記号処理プログラミング
再帰がわかるかどうかが運命の分かれ道らしい……
λ. システムプログラミング
つーか、この講義資料誰が書いたか知らないけどアレゲすぎ。ASCIIのNUL文字を表わすのにNULLを使うのはたまに見かける間違いなのだけど、if (strcmp(p->word, key) == NULL)
なんてのを見かけたのは初めてですよ。うひひ。
λ. はじめてのおつかいcommit
ドキドキ……
2002-06-11 [長年日記]
λ. 夢
乳白色がかった大理石の広大な建物をひたすらさ迷い続けるという夢を見た。
λ. プログラミング言語論
sub-typing が parametric polymorphism の代わりになるような言い方はどうかと思った。
中間レポート課題が出た。マイナな言語を選択した方が評価は高いそうなので、何を選ぼうか? Rubyは(少なくとも僕のなかではかなり)メジャだし、あまり解説して面白いとも思えないので、やっぱHaskell辺りかなぁ……
λ. 萩野服部研
ようやくどうやって動いてるか見えてきた感じ(?)。参考: http://www.ingrid.org/jajakarta/tomcat/internal-ja.html
λ. 読書
- 『新・野球狂の詩』1
- 『新・野球狂の詩』2
- 水島新司[著]
λ. 浜松原発
最近、少し事故や不具合が多くありませんか?
λ. Ruby/Gtk
Ruby/Gtkがgtk.orgのLanguage Bindingsのページに載ってない事に気づく。
2002-06-13 [長年日記]
λ. 自然言語論 構文解析実験
文脈自由文法なんてどうということはないのだけど、日本語の品詞名がわからんよ。連用句ってなんだっけって感じ。
λ. endofunctor
日本語で書くと自己関手かな? domainとcodomainが同じ圏であるようなfunctorっす。
2002-06-14 [長年日記]
λ. 自然言語論 構文解析実習
あのー 英語のパーサが壊れてませんか? どんな文法を書いても「wakaranai yo!!」とか言われてムカつきます。それに資料の内容が中途半端に古いままでダメげ。これって、きっとs/mule/emacs/gしただけなんだろうなぁ。
λ. 線形の理論
線形部分空間なんて去年はやらなかったよー
λ. 『あずまんが大王 (4)』 あずま きよひこ
λ. zsh
加藤さんに頼んでtenyuにzshを入れてもらいました。いぇーい。やっぱ時代はzshだよねー
λ. ruby-gnome2
λ. merd
makiさんに教えてもらったmerdをコンパイルしようとして失敗。
ところで、merdの蝿のマスコットはなかなかプリチーですなぁ。
ocamlopt -c package.ml File "package.ml", line 109, characters 30-52: Unbound value Lexer.main_lexbuf2list
2002-06-15 [長年日記]
λ. 重要な手続きを忘れていたことに気づく。どーしよー
λ. 文化祭
湘南の文化祭に行ってきた。
λ. 不正な処理とラッセルのパラドックス
この例はラッセルのパラドクスと直接の関係は無いという普通のツッコミはおいておく。
高級言語の中には再帰的な型の定義が出来るのがある(例えばHaskell)ので「プログラミングの世界では、自己参照型宣言は厳密に拒否されます」というのは正しくないし、「数値計算の方にも、サブルーティンの再帰コールという 一見自己参照的な手法がありますが、これは効率上の問題からサブルーティンのコピーを繰り返し メモリ上に生産するだけで、本当の自己参照ではありません。」というのも意味が分からない。
確かに、プログラミングと集合論の間にも Curry-Howard Isomorphism のような対応が付くのかも知れないけど……
2002-06-16 [長年日記]
λ. 英検
日大藤沢まで受けに行ってきた。結果は×だろう。やっぱ記述問題が特に苦手。
λ. セブン
を見た。
λ. Re: 遠藤さん
そういえば、SFCがあるのは藤沢市遠藤なのですよー
ってのはおいておいて、T(f)(x,y)=(f(x),f(y)) はHaskellでのリストやツリーのFunctorと同じで、要素毎に写像を適用してるだけですよん。(といっても単なる直積なので、要素は2つしかないけど)
λ. 続merd
Makefileを修正したらコンパイルが通った。
2002-06-17 [長年日記]
λ. うぅ。時間がねぇ。
λ. 『夢使い (1)』 植芝 理一
λ. 論文読み会 "Clarifying the Fundamentals of HTTP" by Jeffrey C.Mogul, Compaq Research, IETF HTTP WG
以前にRFC2068を読んだときはEntityの概念がイマイチ理解できなかったのだけど、この発表を聞いてその辺りがすっきりしたので、気持ち良い。
2002-06-18 [長年日記]
λ. 日本 vs トルコ
が終わる少し前にバスに乗ったら、かなり空いてました。
% MERD_LIB=/home/s01397ms/hoge/share/merd merd -e '"Hello World".println' - needs Pervasives Starting package - Starting evaluation Hello World
λ. 50億円申告漏れ 米大手証券のグループ7社
そうそう。僕も「はげたかファンド」呼ばわりは酷いと思ってました。
λ. 教育用言語
某K氏の友人が開発しているという、教育用の関数型言語というのが気になってます。
λ. 検索君: アーシェス & 拷問
「アーシェス & 拷問」なんてキーワードで検索してるのは何処の誰だー!! 俺の(笑)アーシェスを拷問なんて絶対許さんぞー!!
λ. tar
Solarisのtarを使って、RWikiのデータのバックアップを取ろうとしたら、ファイル名が長すぎると言われてしまった。Solaris使えねー
探してみるとGNUのtarもgtarという名前でインストールされていたので、そっちを使った。これからは alias tar=gtar しておこう。
ψ ただただし [私もviが好きだ。]
ψ きた [viも好きだ.]
ψ なかだ [かなり嫌いじゃない。]
ψ あおき [viがなかったら、どうやってプログラムを書けばいいのでしょう]
ψ さかい [皆さんviが好きなんですね。 viが好きな人って多いんだなぁ。 さすが、Bill Joy > viがなかったら、ど..]
ψ なかだ [でも普段はXEmacs。rootならviは常識でしょう:)]
ψ woods [rootならedじゃないの? # とか言ってる私もedはほとんど使えませんが。(^^; ちなみにこの突っ込みはjvi..]
ψ torry [ええと、catとechoでしょう、 といってみるてすと]
ψ さかい [rootでもemacs使ってる僕は管理者失格ですね。しゅん。 とか書いてみるテスト。 > ええと、catとecho..]
2002-06-20 [長年日記]
λ. 『夢使い (2)』 植芝 理一
λ. アルゴリズム論
次のレポート課題が出ていた。例によって3問中から2問を選択するのだけど、今回は期間も2週間あるし、問題も前回に比べてすこぶる簡単で、考察を除けば今日の授業中に書けてしまった。前回、片方しか提出できなかった身としてはなんだか釈然としない。
λ. 萩野服部研
今日は時間があったので、覗いてみた。
2002-06-21 黒板のご利用は計画的に [長年日記]
λ. 森 絵都 『卒業』
「その……ぜんぶが終わるなら、 永遠って、何ひとつ本当に、本当にないんだって……」
λ. 行きのバスで友達に会った
行きのバスで友達にあって、色々と話を聞いた。彼は石島研所属なのだけど、ずいぶん研究っぽい事をしてるんだなぁ、と例によって思った。それから、モメンタムと逆張りについて教えてもらった。
λ. 線形の理論
ぐぅ。
λ. 構文解析実験レポート
提出。実験自体にはあまり苦労しなかったのだけど、レポートは考察を書かなくちゃいけないので面倒だ。他の人はどんな考察を書いたのだろう……
λ. 『天使な小生意気 (14)』 西森博之
2002-06-22 [長年日記]
λ. ストック経済論の補講があるのを忘れてて寝過ごしてしまった。
λ. Lectures on the Curry-Howard Isomorphism
- http://www.cs.cornell.edu/courses/cs611/2001fa/scribe/lecture36.pdf
- http://www.cs.cornell.edu/Courses/cs611/2000fa/scribe/lecture_34.pdf
を読んだ。これを読んで、Curry-Howard Isomorphism について理解出来た木がする。僕の想像は概ね正しくて、欠けていたのは否定がreturnしない関数に対応して、CPS(Continuation Passing Style)に関係するという点だけだった。
2002-06-24 [長年日記]
λ. Subtyping and Inheritance for Categorical Datatypes
を読んだ。特に難しいところもなく、サクッと読めた。
論文読み会に丁度良い長さなんだけど、これを論文読み会で読むとすると圏論の導入から始めなくちゃいけなそうなのが難点か。
2002-06-26 [長年日記]
λ. 東京電力株主総会 @ 日比谷公会堂
を見学してきた。10時開会で13時ごろ閉会。噂に聞いてた反原発運動とか色々見れて勉強になった。
つーか、何かあるとすぐに「議事しんこー」とか「りょーかい」とか声を張り上げるオッサンがすぐ近くに座ってて、すんげーウザかった。他にも沢山いたし、きっとみんな社員株主なんだろうなぁ。
ところで、脱原発・東電株主運動の主張はあまりに理想主義に走っていてアレかと思ったのだけど、取締役会のそれに対する反論は遥かにダメで、お話にならなかった。
そういえば、南社長の例の発言に関しても予想通り質問があったのだけど、これも結局はぐらかされてしまった。
電力自由化をめぐり、電気事業連合会の南直哉(のぶや)会長(東京電力社長)は25日の記者会見で、「原子力は経営努力を前提に取り組むが、幅広く負担する新たな仕組みが必要かも知れない」と述べ、自由化の進展次第で、多額の費用がかかる原発―核燃料サイクル政策を維持するため新制度や税負担など公的な支援を求める考えを示唆した。経済産業省・総合資源エネルギー調査会で行われている自由化議論で、「切り札」の原子力を盾に劣勢を跳ね返す狙いもあるとみられる。
電力の小売り自由化が進み、競争が激化すると、原発を持つ大手電力会社は、原子力を持たない新規参入者との競争で不利になる可能性がある。特に規模が小さい地方電力は、原発の新規立地について「40年先を見込む巨額投資は困難になる」(関係者)と危機感を深める。
南会長は「原子力は、エネルギーセキュリティーや二酸化炭素の排出量削減に不可欠。しかし、自由化によって経営判断として成り立たたない会社が出てくるかも知れない」と説明。支援策として「いろいろな方法があると思うが、税金もひとつ」と語った。自由化の範囲を抑制して一定の需要を保証したり、新規業者の送電線使用量に料金を上乗せしたり、核燃料サイクル推進に税を使う手法などを検討していると見られる。
政府と業界はこれまで、原子力発電のコストの「安さ」を推進の根拠にしていた。政府が99年に示した試算では、1キロワット時当たりの発電単価は原子力が5・9円と、石油火力10・2円、天然ガス火力6・4円に比べて低い。しかし、実際の原発の単価は東京電力で8円程度とされるうえ、今回の南会長の発言は「安さ」を事実上否定した形だ。 【高橋秀郎】
[毎日新聞1月25日] ( 2002-01-25-23:21 )
2002-06-28 [長年日記]
λ. 『痛快すずらん通り』 花見沢 Q太郎
λ. 数学的な夫婦喧嘩
というネタで笑った。QEDが超必殺技だったりして……
λ. 線形の理論
そうか、線形写像の世界では、sectionである事とretractionである事が一致してしまうのか。
λ. 夕食
マクドナルド
2002-06-29 [長年日記]
λ. 最近不足気味の睡眠を補給。
λ. GObjectのリファレンスカウンタ vs RubyのGC
リファレンスカウンターなんて嫌いだー。 以下のようなことが起こって、Ruby側のラッパのインスタンス変数などの情報が失われることがあり、Ruby側で継承とかしているとまずいことになる。 詳しくはruby-gnome2-devel-ja の gobject_object_list のスレッドを参照*1。
- Ruby側のオブジェクト(ラッパ)がGCされる
- Ruby側のオブジェクトが持っていたリファレンスがunrefされる
- リファレンスカウンタが_0でない_ならばGObjectは消滅しない
- どこかで、このGObjectに対応するRuby側のオブジェクトがまた必要になる
- 元のRuby側のオブジェクトはもう無いので、最初とは別のオブジェクトが作成される
*1 スクリプトを通しても微妙に文字化けしてるけど……
λ. PStoreのデータが壊れた
tDiaryのデータが壊れたこともありますよー。(T_T)
2002-06-30 [長年日記]
λ. お昼
回転寿司。
λ. Monad
Monads for functional programming を読み返して、HaskellのMonadクラスが圏論での定義と等価な事がやっと理解できた。
λ. 韓国版『Java言語で学ぶデザインパターン入門』
発音は「Javaオノロ ペウヌン ティヂャイン ペトン インムン」って感じかな?