2010-01-30 [長年日記]
λ. 2009年振り返り
ずいぶん遅くなったが、2009年を振り返っている。 とりあえず、月毎の印象的な出来事を列挙してみる。
1月
圏論勉強会で S. Abramsky "Temperley-Lieb algebra: From knot theory to logic and computation via quantum mechanics"を終えた。 ヒビルテ(2009-01-11)
2月
圏論勉強会で、新しいテキストとして Peter Selinger による絵算のサーベイ論文“A survey of graphical languages for monoidal categories”を読み始めた。ヒビルテ (2009-02-08)
3月の海外行きに備えて、英会話学校のgabaに通い始める。 2008年末辺りからいくつか英会話学校を検討してたけど、悩んでいて始めるのが遅れた。
3月
圏論勉強会で、量子情報の研究者を迎えて、量子情報のセミナー。 量子コンピュータ向けの関数型プログラミング言語QMLについて紹介するなどしてみる。
PPL2009に参加、発表。
単身で初の海外出張に。 初の海外でかつ一人だったので、無事生きて帰れるか不安ではあったけれど、本当に良い経験だった。
4月
海外出張の勢いもあり、ninjavaやTLUGに参加してみる。 これはこの後継続出来ていなくて勿体無いなかった。
iPhoneを購入。 これは生活が変わったし、本当に良い決断だった。
型レベルプログラミングの会 このころから頭おかしいイベントが増えてきたような気がする。
5月
Pure Prolog Implementation...なんか (PPIM) Prolog実装Hackason
6月
数学基礎論の考え方・学び方。 田中一之先生に初めて会った。
ICFP Programming Contest 2009 に参加。これは毎年参加したい。
7月
Shibuya.lisp テクニカルトーク#3 に参加。 そこで知り合ったJohn Fremlinさんとはその後何度かメシを食いに行くなどした。
Project Euler に参加開始。 途中からはなかなか解けなくなってしまったけど、最初は毎日解いていた。
8月
夏らしく、花火を見に行ったり、ぼんぼり祭りに行ったり。
数学基礎論サマースクール 2009 に参加。Twitterでの実況に挑戦してみた。
9月
Google Code Jam 2009 にエントリーし損なう。 エントリーしててもそんなに上には行けなかっただろうけど、こういうのには積極的に挑戦したかった。
池上さん主催の、Haskell Annual Meeting Autumn.jp 2009 (Hama.jp 2009) で、Categorical Programming の紹介をした。
PLDIの論文を読むPLDIrに、PLDIr#2から参加し始める。
10月
内輪の人狼で久しぶりに人狼をやった。
計算機言語で定理証明 (Proof Party.JP)というイベントに参加。
数学基礎論講演会 「ゲーデルの不完全性定理」に参加。 田中先生の講演第二弾。
11月
山本さんの翻訳した『プログラミングHaskell』 が出版。 読書会という以外で翻訳のレビューに参加させて頂いていたのは初めてで、良い経験になった。
コナミスポーツクラブに会員登録。時々行きだす。 ついでに、勧誘に負けてスキューバダイビングにも手を出す。
Haskellナイトの Lightning Talk “Haskell Gong”で『自然言語をラムダ式で解釈する体系PTQのHaskell実装』という発表をする。
True Intensionality in Higher Order Logic に参加。
祖父が亡くなり葬儀を行った。
12月
Haskell 2009年末の集い(忘年会前哨戦) で、Haskell 2010 に入ることになった RelaxedDependencyAnalysis について簡単に紹介した。
スキューバダイビングの海洋実習に参加し、オープンウォーター・ダイバー・コース修了。
まとめ
こうして振り返ってみると色々やってはいるなぁ。 あまりハック出来ていないことや、あまり本を読んでいない点とかは気になるなので、その辺りはなんとかしたいが、いい傾向だとは思う。 また、持続したこととしては、腹筋とsmart.fmをほぼ毎日続けられたのと、英会話に定期的に通い続けたこと、途中から随分減ってしまったけど定期的に泳ぎにいけたのと、Project Euler を解き続けたこと、辺りは良かったな。