2005-04-24 [長年日記]
λ. 鎌倉市議選
今日まで全然候補をチェックしてなかったので、とりあえず選挙公報に数値目標つきの公約を挙げてた人に投票。4年後に目標が達成されているかを確かめるために、後でここに現状と公約をメモしておこう。
λ. C304 裏切りの村 エピローグ
うわーん。負けたー。まあ、これは仕方が無かったかなぁ。
[2005-06-05 追記] 諦めてしまっては成長がないので、敗因をいくつか考えてみる。
- 狂人を吊るべきか否か、そしてランダム勝負をどう考えるかについて理論武装が出来ていなかった。そのために狂人or真占い師のアルビン吊りを回避出来なかった。
- エピローグでランダム勝負になった村を教えてもらったので、まずそれを読もう。本国587村と本国207村。
- アルビンをそこまで疑っていたわけではなかったが、一度アルビン狂人よりの意見を書いたら、それにひきづられてアルビン狂人と思い込みだしてしまったこと。
- ディーターが突然死することを心のどこかで期待してしまっていたこと。
λ. 確率論について
C304 裏切りの村 のエピローグでの発言を元に、自分の確率論に関する考えを書いておこうと思う。
「人狼BBSは推理と説得のゲームではあって、確率計算のゲームじゃない」と言われることもあるけれど、私は「推理と説得のゲームではあるけど、それだけのゲームじゃない」と思っている。
例えば、ローラー作戦(COした能力者を全部吊る作戦)なんてのも典型的な例だと思うのだけど、こっちが真能力者だという推理はしていても、そうでないリスクというのが無視できないから、念のために両方吊っておくわけだ。そこには「リスクの評価」という、「推理」と「説得」以外の行動が存在している。
そして、確率論と言うのはリスクを評価するための一つの強力な道具なのである。確率が強力なのは、数値とその演算に明確な意味が定義されているからで、それゆえリスクを定量的に評価するにはとても向いてる。
もちろん、私や他のプレイヤーが使っている確率モデルってのは非常に粗っぽいモデルで、現実からは大きな隔たりがある。だから、当然現実には計算した数値通りの結果になるとは限らない。だけど、現実からの隔たりがある程度あったとしても、確率論の「明確な意味」と「定量的評価」という強力さは変らない。だから、それでも現実のリスクを評価するための一種の「尺度」としては十分使えるのである。
(続く)