2006-12-29 [長年日記]
λ. ドライブのサイズ変更ではまる
デスクトップ機のメインのドライブが少し手狭になってきたので、50GBほどサイズを増やした。
partedはNTFSの操作に対応していないので、ntfsresizeを使う。ただ、ntfsresizeはファイルシステムの操作だけなので、パーティション自体のサイズは予め別のツールで変更しておく必要がある。partedはファイルシステムを無視してパーティションのサイズだけを変更する機能がないので、今回はfdiskを使ってみる。パーティションを一度削除して、同じ開始位置で大きなパーティションを作ればよいかと思ったのだが、元のパーティションがシリンダ単位にアラインされていなかったので、同じ場所に作れなかった(追記: uオプションを与えればセクタ単位に出来たらしい)。しかも、そこで一回パーティションテーブルを保存してしまった上、パーティションテーブルのバックアップもとっていなかったため、困ってしまう。
最終的には結局partedを使った。rescueコマンドで元のパーティションを一回復元し、パーティションの位置をちゃんと確認(以前にパーティションを見失った時にはgpartを使ったが、便利になったものだ)。 rmコマンドでパーティションを削除後、mkpartコマンドで同じ開始位置の大きなパーティションを作成(追記: PartedはMB単位で小数点以下3桁しか表示しないので、同じ開始位置のパーティションを作るにはやはりfdiskを使うべき)。 そして、ntfsresizeでファイルシステムのサイズを変更。
fdiskのような不慣れなツールに手を出さなければ良かった。あと、partedがlibntfsに対応しているか、もしくはファイルシステムを無視したパーティションサイズの変更に対応していれば良いのにと思った。
チキンな私はとりあえずPartition Magicに逃げてます.(汗<br>HPFS扱えるし.← 意味なし
Partition Magic 買っても良かったのだけど、新しいツールを使うのが面倒くさくて、使い慣れたツールに頼っちゃいました。<br>partedはソースも知っているので、そういう安心感もあったし。<br><br># partedは何でNTFSに対応しないのかと思ってntfsprogsのソースを見たら、リサイズ機能はlibntfsではなくntfsresizeコマンドの方にあるのね。<br># メンテナンスのこと考えたらやっぱ取り込めないか……