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日々の流転


2002-03-05 [長年日記]

λ. ノートパソコンのトラブル〜ノートン死ね

ノートパソコンのWindows98を使っていて、突然、幾つかのキーが利かなくなったり変なエラーメッセージが出たりと不審な挙動をはじめたので、こりゃウィルスに感染したかなと思ってノートン君でチェック。ウィルスは見付からなかったが、MBRが書き換えられてるという。修復するかとか訊いて来るので修復を選択。しかし問題は解決しない。ひょっとして再起動すれば解決するかもと思い再起動。しかし解決せず。さらに再起動。変なメッセージとビープ音を連発して、Windows98が起動しなくなった。

とりあえずKondaraのインストーラCDから起動することを試みる。変なメッセージとビープ音が出るがどうやら起動する。ここでも"e"等幾つかのキーが利かない。ひょっとしてと思いpartedすると、ハードディスク全体が単一のFATになってる。購入時の状態に戻ってる。はぅ。ノートン君はMBRのブートローダの部分だけじゃなくてパーティションテーブルも戻しちゃったのね……ウィルスチェッカーならウィルスチェッカーらしく、ブートローダの部分だけ復元すりゃいいんだ。それから警告くらいしてくれたって良さそうなのに……うぅ。

仕方無いので、適当にデバイスファイルを作って、gpartに探させてみるが、先程と同じ結果になる。あ、-fオプションを使えば良いのか。だいぶ時間がかかったが何とか正しいパーティションの位置とサイズを見付けてくれた。partedでパーティションを復元する。(2006-12-29追記: 現在ではpartedのresuceコマンドを使えばよい。→ 2006-12-29#1)

Windows98のFATパーティションのブートセクタもノートン君に「修復」されてしまったからか、ファイルシステムのサイズがハードディスク全体だと思い込んでしまっているし、Linuxからこのパーティションをmountすると壊れた内容が表示される。次はこれを修正しなくちゃいけないけど、どうすりゃいいんだ? scandiskやfsck.msdosでも手に追えないようだ。BPBを手で修正してみっかなぁ。でも、見た感じそういう壊れ方じゃないっぽいし、ダメそうだよなぁ……

気がつけば、キーボードは普通に利くようになってるし……うぅ。コンピュータに振り回された一日だった。なんか脱力。