2006-12-09 [長年日記]
λ. iTunesの作るUnicodeのファイル名ではまる
iTunesで「[iTunes Music] フォルダを整理する」という設定にすると、曲名等に基づいてファイル名が決まるのだけど、曲名にCP932で表現不可能なUnicodeの文字が含まれていても、そのままファイル名になってしまう。「Mont Saint Michæl et Sa baie」という曲の「æ」はCP932で表現不可能だったために、そのファイルが古いアプリケーションからアクセスできずにはまった。iTunesに「現在のコードページで表現不可能な文字をファイル名に使わない」というオプションがあると嬉しいかも……
【2006-12-28 追記】 バックアップには、Unicodeファイル名に対応している 7-Zip を使うとよいかも。 なお、Linux上でp7zipで展開すると、ファイル名をちゃんと現在のlocaleのエンコーディングに変換して展開してくれた。ただし、ファイル名の中に現在のlocaleで表現できない文字が一文字でもあると、全ての非ASCII文字を「?」に変換するようだ。
λ. 宇迦之御魂神
というページを偶然読んだ。
さて、お稲荷さんといえば誰でも狐をイメージするはずである。それくらいにポピュラーな存在だけに、狐を稲荷神と錯覚している人もいるくらいだ。しかし、これまで述べてきたように、稲荷神というのは宇迦之御魂神のことであって、狐はその稲荷神の使いとされる霊獣なのである。
また、稲荷神の使いとしての狐には、人に取り憑いて害をなすようなおどろおどろしくて気味の悪いイメージがつきまとう。これは、狐が霊力を持ち妖術を駆使する、という中国の考え方が日本にも入ってきて、稲荷神が真言密教の陀枳尼天と習合したときに発生したものである。
全く知らなかった…… orz
教養が欲しいなぁ……
λ. tdiary-mode を https で
久しぶりにtdiary-modeを使おうとしたらhttpsで使えなかったので、ssl.elを使って対応してみる。プロキシの扱いについては、わからんので放置。どうせ私は使わないし。http-20061209.el
Matzにっき(2005-07-21) によると、まつもとさんも同じようなことをしているようだ。あと、<URL:https://www.codeblog.org/codeblog-users/11.html>には「tdiary-mode.el は HTTPS や TypeKey に対応していませんが、 typekey.el をインストールすると使えるようになります」と書いてあった。