2006-10-11 [長年日記]
λ. A Mixed Linear and Non-Linear Logic: Proofs, Terms and Models (Preliminary Report) by P. N. Benton
を読んだ。
Haskellのセマンティクスについて色々と作業しているうちに、(pointed) ω-cpo と連続関数の圏だけでなく正格な連続関数に制限した圏も同時に考える必要があることと、領域理論的な構成は線形論理のそれに似ているということには気づいたのだけど、そこから先は自分ではいまいち整理できていなかった。でも、この論文の前半を読んで領域理論と線形論理の関係がようやくすっきりした。