2001-10-11
λ. 誘惑が去ってしまわないうちに急いで誘惑に負けよう。(エピクロス)
…というのを見て笑った。
λ. 小泉首相曰く、「経済理論で理解できない現象が起こっている」
うへ。ヤバいっすよ。「神の国」発言並のの失言。竹中某は一体何してるんだ… マジでさ。流動性の罠についてレクチャーしてやれよ。
λ. NKF
どうもtDiaryで日記を更新するときに化ける文字があると思ったら、NKF拡張ライブラリってG3集合に対応してないのね… 対応してないのはともかくとしても、EUC→EUCの変換で化けるのはちょっとまずいと思う。
λ. ポケポケマンの大冒険
ケシゴムがRPGツクール2000で何か試しに作ったそうなので、遊んでみよっと。
λ. 情報数学Ⅰ
ひたすら決定性有限オートマトンの演習問題。
そういえば、授業とは直接関係ないけど、コンピュータも有限の記憶容量しかもってないわけで、nビットの記憶容量を持つコンピュータは2nの状態数を持つ決定性有限状態オートマトンと言えそうな気がする。もちろん、状態数が多すぎて、そのようにモデル化するメリットは何も無いと思うけど。
2003-10-11
λ. 借りた本
- 『イリヤの空 UFOの夏 その4』
- 秋山 瑞人 [著] 駒都 えーじ[イラスト]
- 『グリーン・マイル(5) - 夜の果てへの旅』
- スティーヴン キング (Stephen King) [著], 白石 朗 [訳]
- 小説すばる 2002年11月号
- -
λ. 研究計画書
ぜんぜん書けねぇ。くそぅ。
2005-10-11
λ. 正規表現とプロセス代数に基づく通信プロトコルコンパイラ. 服部健太, 数馬洋一
<URL:http://www.nue.riec.tohoku.ac.jp/jssst2005/papers/05063.pdf>
IT-system で発表したら、「多くのプロトコルはタイムアウト処理以外には並列性並行性を持たない。プロセス代数を使うメリットはそれほどないのでは?」というツッコミを受ける。たしかにその通りだ。
【2005-10-23 追記: 並列性並行性が重要であるようなプロトコルにはどんなものがあるだろうか? 例えばP2Pはどうか? WinnyやBittorrentのプロトコルをPreccsで書くことは(速度の点を除いて)現実的だろうか?】
「ラベル参照による繰り返し」は型理論の依存和(dependent sum)の一種だな。あと、この場合これを使った表現は高々有限個の選択(「|」)で表現できるので、言語のクラスを拡大することはないはず。
λ. 『四季 秋』, 森 博嗣
引用
彼女が、自分自身について、自分が関わる探究活動について、どんな計画を持っているのか、とても計り知れないけれど、必要なものは取り入れ、具体化して言ったはずだ。そういった手順には特別な方法はない。研究とはすべて例外なく地道なものだ。唯一差があるとすれば、それは速度だけ。速度を決めるものは、力だ。資金力、知力、労力、そして集中力。
λ. 複雑性とゲーム理論(3): 混合戦略とミニマックス定理
やはり、こうやって例を色々出してもらえると楽しいな。
2006-10-11
λ. A Mixed Linear and Non-Linear Logic: Proofs, Terms and Models (Preliminary Report) by P. N. Benton
を読んだ。
Haskellのセマンティクスについて色々と作業しているうちに、(pointed) ω-cpo と連続関数の圏だけでなく正格な連続関数に制限した圏も同時に考える必要があることと、領域理論的な構成は線形論理のそれに似ているということには気づいたのだけど、そこから先は自分ではいまいち整理できていなかった。でも、この論文の前半を読んで領域理論と線形論理の関係がようやくすっきりした。
2007-10-11
λ. 名古屋 (1)
たまたま名古屋に来ていたので、syd_sydさんに名古屋大学の学内を案内していただいたり、色々な人に紹介していただいたり。 あと 第66回プログラミング研究会(PRO-2007-3) の懇親会を少し覗いてみた。
関連
2008-10-11
λ. Derivatives of Regular Expressions by Janusz Brzozowski
積読論文消化。 文字列の集合 R と有限の文字列 s に対して、R の s による微分を Ds := {t | st ∈ R} と定義する。正規表現の微分は正規表現になっていて、かつ正規表現を微分していって得られる正規表現は(等価なものを除けば)有限個で、それらを状態とする決定性有限状態オートマトンを正規表現から直接作ることが出来る。