2004-02-04 [長年日記]
λ. 夕方に起きて朝方に眠る、ちょー駄目な生活中。
λ. 時符Extra8億
気分転換に妖々夢をやっていたら、時符Extraで8億を超えることに成功(th7_udsa03.rpy)。860993960点。あんまし粘らなかったのでカスリはいつもよりもだいぶ低いのだけど、残機ボーナスは大きいな。最後の3枚のスペルカードを落とさなければ9億いったかもよ(負け惜しみ)。でも、とりあえずExtraは目標の点数を達成したのでしばらくやんないけど。
λ. Re: ブロック
現在のRubyはブロックの種類による最適化は特にやってなくて、ブロックからはローカル変数を自由に触れます。ローカル変数の領域は最初はスタック上にallocaで確保されますが、そのスコープでProcオブジェクトが作られるとフラグが立ち、スコープから抜ける際にローカル変数の領域はヒープに移されます。
YARVは、ver.0.0.0cのソースやYARV アーキテクチャの妄想(Wed Jan 14 18:30:05 2004)を見る限りでは、この辺りはまだ実装されていないと思います。
λ. 二重黒死蝶ゲット
ついでに魍魎「二重黒死蝶」を回収。これで133/141。残るは、
- 蒼符「博愛のオルレアン人形」
- 獄炎剣「業風閃影陣」
- 獄神剣「業風神閃斬」
- 修羅剣「現世妄執 - Lunatic -」
- 人神剣「俗諦常住」
- 「人間と妖怪の境界」
- 結界「生と死の境界」
- 紫奥義「弾幕結界」
λ. Chu空間 (Chu Spaces)
先日、HDDを整理していたらhttp://chu.stanford.edu/を訳しかけたものが出てきたので、一応最後まで訳してhttp://web.sfc.keio.ac.jp/~sakai/doc/chu.stanford.edu/にこっそり置いておく(ただし品質については期待しないこと)。
Chu Space はなかなかに便利なフレームワークなので、もう少し広まってもいいんじゃないかと思う。
2004-02-05 [長年日記]
λ. eventSherpa
in the vanguard (2004-01-30)から、ちょっとしたメモ - eventSherpaとRDFicalをみて、eventSherpaを使い始めてみる。カレンダやスケジューラの類を使うのは初めてなのだけど、なかなか便利そうだ。
オンラインにあるRDFicalのデータを購読できるようなので、とりあえず、学事日程のデータをcronでRDFに落とすようにしておいて、それを購読してみる(スクリーンショット)。
これらのファイルを生成するには、例によって泥臭いスクリプトを書いてるのだけど、こーいうのってやっぱXSLTとか使うべきなんだろうか。
あと、今回初めてakrさんのhtreeを使った。あまり使いこなせてないのだけど、なかなか使い勝手の良さそうなライブラリだという印象を受けた。
2004-02-08 [長年日記]
λ. 結界「生と死の境界」ゲット
実はこれまでPhantasmほとんどやってなかったので、結界「生と死の境界」まで辿り着けたのはまだ3回目だったりする。紫奥義「弾幕結界」の方も3回目だったんだが、こっちは取れなかった。(th7_udsa04.rpy)
λ. 修羅剣「現世妄執 - Lunatic -」 & 人神剣「俗諦常住」 ゲット
ようやくゲット(th7_udsa05.rpy)。これで136/141。残るは5枚。
- 蒼符「博愛のオルレアン人形」
- 獄炎剣「業風閃影陣」
- 獄神剣「業風神閃斬」
- 「人間と妖怪の境界」
- 紫奥義「弾幕結界」
2004-02-10 [長年日記]
λ. IF-Map: An Ontology-Mapping Method based on Information-Flow Theory
Channel Theory のオントロジーのマッピングへの非常に自然な応用。それにしても、こういう研究があるという話は聞いていたが、IEEEにワークショップがあるというのはちょっと驚いたよ。
λ. eventSherpa (2)
つーか、eventSherpa重すぎ。たかがカレンダ/スケジューラの癖に何50Mバイトもメモリを食ってるんだよ。最初は.Netだからかとも思ったんだが、他の.Netアプリケーションはこんなにメモリ食ったりしないし、やっぱり単にeventSherpaが重いだけのようだ。
λ. 獄炎剣「業風閃影陣」 ゲット
th7_udsa06.rpy。これで137/141。残るは4枚。
λ. あなたの前世チェック
小熊さんがやっていたので、私もやってみる。
あなたの前世はこんな感じ!
あなたの前世は【平安の世に蝶よ花よと面白おかしく遊び暮らした貴族】のようです。
あなたの前世は平安貴族。
裕福な家庭に生まれ育ち、あまり苦労しないで宮廷で出世した運の良さの持ち主だったようです。
特に和歌を得意として、帝から篤い信任を受けていました。
生涯のうち、ほとんど苦労をすることを知らず、その一生をまっとうしたのです。
数百年のときを経て、現代世界に転生したあなたですが、前世の生き様のためか、あまりこだわりのない性格のようです。
友達や遊びを愛して、毎日面白く暮らせればいいや、という思いが心のどこかにあるでしょう。
頭脳労働をしているときに、あなたの心に眠る貴族の血が騒ぐことがありそうです。強者の魂 57% 道楽の魂 100% 苦境の魂 59% 妖魔の魂 56%
ψ akr [うぅ。直しました。]
2004-02-13 [長年日記]
λ. CIAのデビット・ケイ(David Kay)前特別顧問の証言についてのメモ
毎日新聞朝刊の記者の目に「イラク戦争の大義 大量破壊兵器だけが問題か 全体見ないのは短絡的」(高畑 昭男 (論説室)) という社説が載っていた。CIAのデビット・ケイ(David Kay)前特別顧問の1/28日の米議会での証言を根拠に「戦争の大義は崩れた」と論じることに反論している。抜粋すると、
博士は開戦前のイラクが「事前の予想よりもはるかに危険な状態だった」と断 言し、フセイン体制を放置すれば脅威が拡大しただけでなく、大量破壊兵器が 世界に拡散する危険が高まっていたと証言した。「今でもブッシュ大統領と同 じ結論(武力行使)に達しただろうと確信している」とも明言している。
多くのメディアや評論家はケイ証言を根拠に「戦争の大義は崩れた」と論じて いるが、全文を正確に読めば博士の結論は正反対だ。日本の野党や「大義なし」 論者の多くがなぜかこうした見方には触れようとしないのはおかしなことだ。
同じ証言に対する評価がここまで違うというのに少し驚く。 幸いこの証言は全文がウェブ上で公開されてるそうなので、読んでみればどちらの評価が正しいかはわかるだろう……と思ったのだけど、さすがにすごい分量だ。 誰か読んだ人いないかなぁ。
- "Iraqi Weapons of Mass Destruction Programs," Hearing before Senate Armed Service Committee, with Dr. David Kay, Former Special Advisor to the Director of Central Intelligence on Strategy Regarding Iraqi Weapons of Mass Destruction Programs, January 28, 2004
- http://www.ceip.org/files/projects/npp/resources/iraqintell/home.htm
2004-02-14 [長年日記]
λ. 借りた本
- 『灰色のアイリス 4』
- 『灰色のアイリス 5』
- 岩田 洋季 [著] 佐藤 利幸 [イラスト]
- 『イリヤの空、UFOの夏 その3』
- 秋山 瑞人 [著] 駒都 えーじ[イラスト]
- 『過ぎ去ろうとしない過去—ナチズムとドイツ歴史家論争』
-
ユルゲン・ハーバーマス(Jürgen Habermas),
エルンスト・ノルテ(Ernst Nolte),
ミヒャエル・シュテュルマー(Michael Stürmer),
ミヒャ・ブルームリク(Micha Brumlik),
クラウス・ヒルデブラント(Klaus Hildebrand),
ヨアヒム・フェスト(Joachim Fest),
エーバーハルト・イェッケル(Eberhard Jäckel),
ユルゲン・コッカ(Jürgen Kocka),
ハンス・モムゼン(Hans Mommsen),
マルティン・ブロシャート(Martin Broszat),
ルドルフ・アウグシュタイン(Rudolf Augstein),
アンドレアス・ヒルグルーバー (Andreas Hillgruber),
クルト・ゾントハイマー(Kurt Sontheimer)
[著]
徳永 恂, 三島 憲一, 清水 多吉, 小野島 康雄, 辰巳 伸知, 細見 和之 [訳] - 小説すばる 2003年7月号
- AERA No.6 '04.2.9
2004-02-15 [長年日記]
λ. Rena
RubyRDFは好みに合わなかったので、どうせなのでRDFを扱うためのライブラリを自作してみることにする。名前はとりあえずJenaをもじってRenaってことにしよう。
とりあえず、RDF/XMLから読み込むコードを書いた。XMLパーサにはとりあえず Ruby 1.8 で標準添付になってるという安直な理由でREXMLを使ったのだけど、REXMLってホントRubyっぽくないなぁとあらためて思った。
λ. 読書
- 『MISTERジパング 5』
- 『MISTERジパング 6』
- 椎名 高志 [著]
2004-02-16 [長年日記]
λ. 蒼符「博愛のオルレアン人形」 ゲット
th7_udsa07.rpy。これで138/141。残るは3枚。
λ. Rena (2)
テストケースを色々と試していて、all_20031114/xmlbase/test015.ntで使われている「mailto:Jeremy_Carroll@hp.com#foo」というURIをuri.rbが弾いてしまうことに気づく。こんなURIありなのか!?
[追記] 弾いてしまうというのは早とちりで、URI.parse("mailto:foo@example.com#bar")
は通りました。問題は
URI::MailTo#to_s
がfragmentを出力しないURI.parse("mailto:foo@example.com") + "#bar"
が、「URI::BadURIError: not hierarchical URI: mailto:foo@example.com
」になってしまう
という点です。
後でやまだあきらさんに質問してみよっと。
λ. 各国語で正しい従軍慰安婦問題知識を伝える「Untold Facts of Comfort Women」
メモしようと思ってて忘れてたのでメモ。愛・蔵太の気ままな日記 (2004-01-30) より。
λ. 読書
- 『 ふしぎ遊戯 1』
- 『 ふしぎ遊戯 2』
- 『 ふしぎ遊戯 3』
- 渡瀬 悠宇 [著]
2004-02-17 [長年日記]
λ. Rena (3)
パーサのテストケースを書くために、RDF/XMLとNTriplesで書いた二つのファイルを読み込んで、両者のモデルが等しいことを確かめたい。が、Blank Nodes の対応をとるのが結構面倒くさいのだ。何かいい方法はないものか。
……最大のbisimulationを同値関係として使ってしまうか。ちょっと強すぎるかも知れないけど、どうせテストなんだから細かいことは気にしない、ウヒヒ。とはいっても一からコード書くのは面倒だな。せっかく、hyperset.rbを書いたのだから、以下のようにして集合に落として、集合の等しさに問題を還元しよう。よし、うまくいった。
- eval(model) = { <f(model, s.subject), s.predicate, f(model, s.object)> | s∈model }
- f(model,n) = { <true, s.predicate, f(model, s.object)> | s∈model, s.subject=n } ∪ { <false, s.predicate, f(model, s.subject)> | s∈model, s.object=n } (if n is a blank node)
- f(model,n) = n (otherwise)
- <a,b,c> = {{a}, {a,b}, {a,b,c}}
λ. 読書
- 『 ふしぎ遊戯 4』
- 『 ふしぎ遊戯 5』
- 『 ふしぎ遊戯 6』
- 渡瀬 悠宇 [著]
2004-02-19 [長年日記]
λ. 録画失敗
マリ見て、十兵衛ちゃん2, Gunslinger Girl すべて見逃す。まぁ、どうでもいいけどな。
λ. Rena (3)
まだ幾つかのテストケースが通ってない。原因は、
- 16日に書いた fragment付きのmailto: の処理
- URI Reference 中の非ASCII文字の処理が未実装 (仕様をまだ理解してない)
- Exclusive XML Canonicalization が未実装 (仕様をまだ理解してない)
- rdf:aboutEachPrefix, rdf:aboutEach, rdf:bagID の処理が未実装 (仕様をまだ理解してない)
- REXMLのバグ
パーサの瑣末な点は後回しにして、 そろそろ Schema や Ontology で遊ぼうか。 ……と思ったけど、少し飽きてきたので、しばらく放置決定。
2004-02-21 [長年日記]
λ. テンソル
Chu Space A,Bのテンソル積 A⊗B の構成がよくわからん。(A -o B⊥)⊥ と同型というのはいいのだけど、実際にどうなってるかがイメージできない。Frameのテンソル積 A⊗B は Fr< a⊗b: a∈A, b∈B | ⋀i(ai⊗bi)=(⋀iai)⊗(⋀ibi), ⋁i(ai⊗b) = (⋁iai)⊗b, ⋁i(a⊗bi) = a⊗(⋁ibi) > というpresentationで表現できたけど、Chu Spaceの場合meetやjoinが定義されているとは限らないし、しかもFrameの場合はcoproductになってたけど、Chu Space の場合はcoproductは別にあるんだよなぁ……。つーか、そもそもテンソルって何? それ美味しいの?
λ. hyperset.rb 0.0.2
Renaのテストに使っていて、あまりにも遅すぎたので、小手先の高速化。
λ. 業風神閃斬ゲット
ようやく獄神剣「業風神閃斬」が取れた(th7_udsa08.rpy)。これで139/141。残るは「人間と妖怪の境界」と紫奥義「弾幕結界」だけか。なんだかんだ言って、結構回収できるもんだな。
2004-02-23 [長年日記]
λ. 百人斬り訴訟
今日が第四回公判だったそうだ。戦後60年近くが経過しても、このような訴訟が起こっているのを見ると、大東亜戦争はいまだ「歴史」にはなっていないのだなと思わされる。
- 百人斬り訴訟@戦友連 (原告側の支援サイト)
- 事実.com (被告側の支援サイト)
- 「百人斬り事件」考 (この事件に関する論争についてよくまとまっている)
2004-02-24 [長年日記]
λ. Chu Spaces
自分の理解を確認するために、Chu空間を扱うためのクラスを書いてみた。予想通り、Chu空間(A,r,X)からChu空間(B,s,Y)の間の連続関数を列挙する処理が重い。最初は(f,g)∈BA×XYを全て列挙して、それぞれ連続関数の条件 s(f(a),y) = r(a,g(y)) を満たすかどうかチェックするという方法を取っていたのだけど、これが死ぬほど遅かった。少し考えて、fとgの定義をクロスワード・パズルのように一要素ずつ交互に埋めていくようにしたところ、まともな処理時間で処理できるようになった。だけど、まだちょっと遅い気がする。もっと速いアルゴリズムはないのかな。
λ. 「人間と妖怪の境界」ゲット
th7_udsa09.rpy。スピードに慣れてしまえば、かえって「狐狗狸さんの契約」よりも簡単かもしれん。そして、残るは紫奥儀「弾幕結界」のみ!
2004-02-28 [長年日記]
λ. Chu Spaces
演算子を以下のように対応させてるんだが、なんかイマイチな気がする。非ASCIIの演算子記号を自由に使えたらなぁ。
通常の表記 | ruby | |
---|---|---|
constants | 0 | ChuSpace.zero |
1 | ChuSpace.one | |
T | ChuSpace.T | |
⊥ | ChuSpace.perp | |
direct sum (coproduct) | A⊕B | A+B |
tensor product | A⊗B | A.tensor(B) またはA*B |
direct(categorical) product | A&B | A&B |
A⅋B | A.cotensor(B) | |
linear implication | A-oB | B**A |
linear negation | A⊥ | A.perp または ~A |
modality | !A | A.of_course |
?A | A.why_not | |
concatenation | A;B (?) | A.concat(B) |
choice | A∪B (?) | A|B |
2004-02-29 [長年日記]
λ. "Practical File System Design with the Be File System" が公開される
BMesiaNodeとThe diary formerly known as Go ahead make my day. (2004-02-29)で知ったのだけど、現代的なファイルシステムの入門書として知られる "Practical File System Design with the Be File System" が著者の Dominic Giampaolo 氏のサイトで公開されたそうだ。以前から読みたいと思っていた本のうちの一冊なので、この機会に読んでみるか。
[追記] ちなみに、BFSのLinux用とWindows用のドライバもあるようだ。
ψ ささだ [諸悪の根源 eval があるのでブロック消せないような気がします。]
ψ さかい [evalが諸悪の根源だってのは同意なんですが、この場合にevalがどう効いてくるのかがよく分かりませんでした。 ブロ..]
ψ ささだ [そうそう。]
ψ さかい [じゃあ、いっそのことその辺りを全部予約語にしちゃうとか(笑) 予約語なら、使われていないことが静的に分かるだろうし]
ψ ささだ [それはいいRubyですね!]