2002-02-06 理解しようとする意思だけが重い [長年日記]
λ. 今日こそ早起きするぞっ!!
λ. 間違いだらけの擬似乱数選び
1/22にこの日記でも紹介した講演。
有限体の性質とメルセンヌ数が組み合わさっていて綺麗だなぁと思うと同時に、うまく実装できるように工夫されているのに感心した。
とても面白かったので、調子に乗ってRubyの拡張ライブラリを作ってしまったんだけど、作ってからRandomRの存在を知ってショックなのだ……
そういえば、萩田先生があんな若い方だとは知らなかったデス。
λ. 買った本
- 『狂牛病 - プリオン病因説は間違っている!』
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1/17に紹介した本。
半分は翻訳で原文も公開されているんだけど、僕の苦手な方面の用語が頻出するこれだけの分量の文章を読むことを考えると翻訳ってホントありがたいなぁと、ふと思った。そもそも翻訳されてこの本が出版されなかったら原文の存在すら知らなかったわけで、2重の意味でか。
国際個人通信社みたいなのを夢想したくもなる。 -
目次 タイトル 原文 著者 訳者 「狂牛病」 プリオン病因説の闇 佐藤雅彦
(Masahiko Satoh)狂牛病 世界中に広められた大破局 Mad Cow Disease: Globalized Disaster ライオネット・J・ダンプル
(Lynette J. Dumble)笹川英資 狂牛病蔓延と農薬産業の陰謀 Mad Cow Disease: The Chemical Industry Plays Dirty ポール・ケイル
(Paul Kail)佐藤雅彦(Masahiko Satoh) 伝染性海綿状脳症(TSE)についての予備的仮説 An Introductory Hypothesis on the causes of the Transmissible Spongiform Encephalopathies ナイジェル・パーディー
(Nigel Purdey)狂牛病はマンガンの過剰と銅・セレニウム・鉄・亜鉛の不足で起きる! Ecosystems supporting clusters of sporadic TSEs demonstrate excesses of the radical-generating divalent cation manganese and deficiencies of antioxidant co factors Cu, Se, Fe, Zn マーク・パーディー
(Mark Purdey)狂牛病関連年表 佐藤雅彦
(Masahiko Satoh)