2002-12-31 [長年日記]
λ. 今年を振り返って
抱負は結局実現できてませんでした。「他人を犠牲にする」どころか他人に見捨てられてばかり。自分の欲求を追求すると言うよりも、自分を保護してくれる環境や人物に依存することによって一年を過ごしてしまってきた気がする。だんだんと自分の中で何か熱意のようなものが薄れてきている気もするし、この傾向はいい加減に解消しないとまずいよなぁ。
λ. 今年を振り返って (圏論)
ところで、1年前は圏論(Category Theory)の勉強会をやろうとしてましたが、結局参加者は集まらず一人で寂しく勉強してました。Categories for the Working Mathematician は、無責任に他人に勧めて置きながらまだ殆んど読めていないし、結局今年理解できたのは残念ながら圏論の初歩に過ぎなかったです。ただ、それにしても、圏論は「言語」として非常に優れていて、圏論を通して数学や計算機科学の色々な面を知ることが出来た事は、大きな収穫であったように思います。今年中にCPL(Categorical Programming Language)を再実装して、圏論の学習の一つの区切りにしようかと思っていましたが、これも残念ながら間に合いませんでした。
λ. 読書
- 『まぶらほ — メイドの巻』
- 築地 俊彦 [著]
「
λ. Ruby-CPL (仮称)
R-NAT-Vの理解がいまいち進んでいないので、expressionのパーサも書いて、一応対話的に使えるようにした。
勉強会って結局人が集まってなかったんですか(^^;<br>最後までついていくのは無理そうですが、出たかったかもしれず。
> 勉強会って結局人が集まってなかったんですか(^^;<br><br>残念ながら。<br>宣伝不足というのも大きかったのですが、<br>どうも、SFCにはこういう事に興味を持っている人が少ないようで。<br># 以前に某先生がやっていたプロセス代数の勉強会も<br># 学生は一人も集まらず、集まるのは教員ばかりだったとか……<br><br>> 最後までついていくのは無理そうですが、出たかったかもしれず。<br><br>どうもです。<br>でも、有野さんがついていけないなんて、それは有り得ません(断言)<br>有野さんがついていけなかったら、<br>(僕も含めて)他の学生は誰もついてけないですよー
> どうも、SFCにはこういう事に興味を持っている人が少ないようで。 <br><br>ふむむ、それは残念ですなぁ。<br>うちの会社にもあまりいませんが(笑)<br>基本的にコードが書けたりするのではなくて認識が変わるだけですからねぇ。<br><br>> でも、有野さんがついていけないなんて、それは有り得ません(断言) <br><br>いや、私はあんまし数学をしっかりやってきている訳では無いので、そうでも無いです(^^;<br>数学は集合論を位相入れる位まで、がしっかりやった最後かと。<br>ラムダ計算とか不動点定理とかは軽くやった程度だし。<br><br>またなんか機会があったら誘ってください。<br>でも藤沢は通うには遠いかもしれず(^^;