2002-07-09 [長年日記]
λ. プログラミング言語論
λ計算をやるなら、Church-Rosser theorem や 型付きλ計算の強正規化定理くらいは取りあげてくれも良いような気がする。「その辺りは難しいので飛ばして……」とか言われてもなぁ。そういう所にこそ興味があるのに。結局、この授業で得た新しい知識って殆んど無いような気がする。
λ. 逃避活動
以前に途中で挫折した "A categorycal programming language" を最後まで目を通した(読んだとは言わない)。前よりは理解できたけど、やっぱ難しい。
domain theory でいう initial solution というのは、initial algebra に相当するものなのね。というか、domain theory は全然知らなかったり。以前に加藤さんが日記に domain theory の事を書いてたような気がするのだけど……
CLEARが、product type を initial algebra で定義しているというのが、非常に奇妙な印象を受けた。
Factorizerの概念は有用だと思うのだけど、これを採用した言語が他に見当たらないのには何か理由があるのだろうか?
とりあえずこれ読もうぜ。<br>「プログラミング言語理論への招待—正しいソフトウェアを書くために」<br>http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4756103170/qid=1026489883/sr=1-1/ref=sr_1_0_1/249-2266475-0325919<br>または萩野先生の講義資料とかどう?
おぉ、「知識処理論」なんて科目があったのですね。<br>http://www.tom.sfc.keio.ac.jp/~hagino/kp00/<br>いいかも。読んでみます。<br><br>メイヤー先生の本はこれ読んでから考えます。