2001-08-22
λ. 台風がいってしまってからは、馬鹿みたいに晴れた。
λ. 経済観測
毎日新聞の「経済観測」とかいう記事を読んで失笑。『いわゆる「ゴムひも」の理論』とか書いてあったけど、「ゴムひも+金融」で検索しても何も全然見付からないし、何それ? もしかして超ひも理論のこと?(笑) そもそもゴムひものアナロジーがなぜ適用できるかを説明しないと全然説得力が無い。
まあ、言いたいことは解らなくもなくて、ガンガン金融緩和しても、あれやこれやの理由で銀行は貸し出ししない(出来ない)ので、市中に出回る貨幣は増えない…って事だと思う、多分。
…とか書いてて、また変な事に気が付いた。日本のこの不況に対して、クルーグマンが以前から「短期的な金融拡大は、どんなに大規模なものであっても効果はない。」と言っているように、インフレターゲット論者が目指しているのは、インフレ期待を創り出すことであって、しかもそのためには恒久的な金融拡大が必要だと主張してたんじゃなかったっけ? だとしたら、やっぱりこの批判は的を得てはいないことになる。ちょっと読者を馬鹿にし過ぎ。
2002-08-22
λ. 萩野先生に翻弄される夢を見ました。なにやら将来を暗示しているような。
λ. コンパイル猿
仕方ないのでpangoのソースを追いかける。
λ. pango-1.0.4
pangowin32.aliasファイルが読まれていないので、pangwin32-fontmap.cで_WE_WANT_GLOBAL_ALIASES_を#defineしてみるが、このコードはブロークンで使い物にならない
ふと思い立って、PangoWin32FontMapのメンバ変数familiesのハッシュをダンプしてみる。すると、なんだか妙なフォント名が……
- @MS Pピプッハ
- @MS ピプッハ
- MS ピプッハ
- @ms ui gothic
- monospace
- MS Pピプッハ
- ms ui gothic
どうしてこうなってるかは後で考えるとして、試しにpango_font_map_real_load_fontset()のfallbackを「Sans」から「ms ui gothic」に変更してみる。すると今度は一瞬だけウィンドウが表示されて、segmentation fault する。gtk_main()にはたどり着いているようだ……
λ. バイナリ
今日はここまで。バックアップを兼ねて現在のバイナリを gtk2-cygwin-20020822.zip にしばらく置いておくので、地雷を踏んでみたい人はどうぞ。
あ、壊れてるファイルや足りないファイル等あったらスマソ。
λ. 借りた本
- 『星方遊撃隊 エンジェル・リンクス 帰還編』
- 伊吹秀明[著] 幡池裕行[イラスト]
- 『空が落ちる』上巻
- シドニィ・シェルダン
- 『突破者の日本ウラ経済学』
- 宮崎学
- 『日本経済新聞の読み方』
- 日下公人
- 小説すばる 2002年3月号
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2003-08-22
λ. 最近行ってみようかなぁとか思ってるもの
- 第一回プログラミングおよびプログラミング言語サマースクール (PPL Summer School 2003)
- 第20回 「記号論理学と情報科学」(SLACS 2003)
- 数学基礎論 Summer School 2003
- 第十四回 ALGI (代数,論理,幾何と情報科学研究集会)
最後の2つはITSSと重なってしまっている。
ψ ささだ [いいなぁ愛知。]
2004-08-22
λ. 日中再考
- 『日中再考』
- 古森 義久 [著]
読了。著者の主張にはおおむね同意。「日中友好」と念仏のように唱えて謝罪と援助を繰り返すだけで真の友好なんか実現できるわけないし、日本は自らの国益を実現するために、より実効性のある政策をとるべきだと思う。
λ. "Lazy functional state threads", John Launchbury, Simon L. Peyton Jones
いわゆるSTモナドの話で、runST :: (∀s. ST s a) -> a
という rank-2 の多相型をもった関数を使うことで state-thread が安全にカプセル化できるってのがメインの話。
それはそうと、STモナドは好きなモナドの一つなんだが、All About Monads (モナドのすべて) でも取り上げられていないし、いまいち認知度が低い気がする。
2006-08-22 絶賛夏ばて中
λ. [ruby-dev:29344] Kconv::RegexpEucjpの間違い
これがこれまで指摘されていなかったということは、誰もKconv.iseuc
なんか使っちゃいないということだろうな。
2008-08-22
λ. The principle of deferred measurement
QMLで量子テレポーテーションで、Bmeasの代わりに観測を行わないBnmeasを使っている理由について、「『U内部のifでdecoherenceは起こるのでプログラム的には変わらないから』ということのよう」と書いたが、実際には観測はいくらでも先延ばし可能なようだ。
QML の Jonathan Grattage の博士論文 QML: A functional quantum programming language に、Quantum Computation and Quantum Information (Cambridge Series on Information and the Natural Sciences)(Michael A. Nielsen/Isaac L. Chuang)*1からの引用があったので、孫引きしてみる。
Measurements can always be moved from an intermediate stage of a quantum circuit to the end of the circuit; if the measurement results are used at any stage of the circuit then the classically controlled operations can be replaced by conditional quantum operations.