2006-11-12 [長年日記]
λ. 第二十三回圏論勉強会
問題が結構難しい。
Exercise 3 (p.343):
直観的には明らかだけど、どう示せばよいのかな。
Exercise 4 (p.343):
を可換にする g: T→Y×Y が与えられたとき、φX が characteristic map であることから、ある h: T→X が存在して、
ここで、X→Y×Yはsymmetricなので、
となり、条件を満たす射 σ ∘ h が存在するので、φX ∘ s も X→Y×Y の characteristic map である。
characteristic map は一意なので φX = φX ∘ s。カリー化して、curry(φX) = curry(φX ∘ s) : Y→ΩY 。
お、何かいけてそう。<br>h:T→Xはinclusionじゃなくてもよいのでは?
あー、確かに。<br>テキストで「x:T→X is included in the part i:S⊆X」みたいに書かれている「included」は別にT→Sがinclusionになっていることを意味してはいないんですね……<br>修正しておきます。