2006-06-21 [長年日記]
λ. 『自由は進化する』 ダニエル・C・デネット(Daniel C. Dennett) 著 山形浩生 訳
読もうと思ってたが途中で挫折。予想される反論を潰すのにかなりスペースを費やしているが、しょーもない説に対する反論をいちいち読むのは、時間の無いときにはイライラするな。他の説への反論は良いからあんたのアイディアを早く聞かせてくれよ、と言いたくなる。
それから、最上さんが以前に日記に書いていた「意識については西洋哲学はかなり酷いドグマの集合」というのにはまったくもって同感だ。この本で否定されている考えにはしょーもないものが多すぎる。