2002-04-03
λ. On Understanding Types, Data Abstraction, and Polymorphism
次回の論文読み会で発表すべく読んだ。思ったよりは簡単な内容だったが、1時間で読むのは骨かも。分からないところもちらほら。でも、あまり関係ない部分なので、気にしないことにする。
- 型がidealであるというのはどういう事? イデアルって環のアレ?
- 何故、すべての値の集合VがCPO(完備半順序集合)になるのか? そもそもCPOって何だっけ?
λ. 集合 (abstract-set.rb)
原さんのfinite-set.rbだと有限の要素しか扱えないので、そうでない集合も何らかの形で扱いたいなぁと思った。
あるオブジェクトを要素に持つかどうか判別するアルゴリズムが存在しない集合は扱いようがないと思うので、member?をprimitiveにして。それからeach,pick,empty?とかも……とか思って書きかけてみたけど、やっぱイマイチ。
2003-04-03
λ. 買った本
- 『魔術師オーフェンはぐれ旅 我が聖域に開け扉(上)』
- 秋田禎信[著] 草河遊也[イラスト]
λ. 借りた本
- 『長い家路(上)』
- ダニエル・スティール(Danielle Steel)[著], 天馬龍行[訳]
- 『作家の値うち』
- 福田 和也 [著]
- 『小説ネクロノミコン』
- 朝松 健 [著]
- 『イリヤの空、UFOの夏〈その2〉』
- 秋山 瑞人 [著] 駒都 えーじ[イラスト]
- 小説すばる 2002年9月号
- 『エレガントな宇宙』
- ブライアン・グリーン(Brian Greene)[著], 林 一, 林 大 [訳]
2004-04-03
λ. Polymorphism is not set-theoretic
を読んだ。Polymorphic lambda calculus の集合論的なモデルが存在しない理由をこれまで vicious circle のためだと思い込んでたのだけど実は違った。集合の圏ではPと(P->B)->Bが同型にはならないのが原因。
2005-04-03
λ. 「日本、資格なし」 韓国国連大使、常任理入り反対表明
常任理事国入りへの反対は置いておいて、「日本は過去の戦争犯罪に心からの謝罪と反省を行っていない」という言葉に大きな違和感を感じた。そもそも国家には自然人のような人格は存在しない。ならば、謝罪や反省が「心からのものである」かどうかなんてハッキリ言って意味がないし、それを要求するのも馬鹿げた行為ではなかろうか。
極論すれば、謝罪も反省も外交上の単なるプロトコルに過ぎないと私は思う。
λ. 反復型の囚人のジレンマ
小熊さんの哀愁日記で、反復型の囚人のジレンマの話が出ていた。ロバート・トリバースは知らなかったけれど、アクセルロッドの話なら私も一応知ってます。あのあたりの話は面白いですよねぇ。私がゲーム理論というものを知ったのも、アクセルロッドの理論の紹介をUTANという雑誌で読んだのがきっかけで、そのときは結構衝撃を受けました。あれは、たしか中学生のころだったから……何年前だろ。あ、でも、そういったことを知ったからと言って、特に人間に対して絶望はしたりということはなかったです。
普通の大学生であれば囚人のジレンマくらいは知ってるだろう*1し、反復型の囚人のジレンマについても結構知られてると思ってたけれど、そうでもないのかなぁ……
[追記] ロバート・トリバースの『生物の社会進化』 も面白そうだし、今度読んでみよっと。
*1 ミクロ経済の初歩くらいは教養だろうし、ミクロ経済を学ぶ際にはゲーム理論も絶対一緒に学ぶだろうから
λ. 東京の熱が埼玉・茨城の暑さを引き起こす
へぇ。そうなのか。面白いなぁ。
λ. ブロック暗号の暗号化モード
メモ。K.I.D (2005-03-25) より。
λ. 潜水艦資料持ち出す=元防衛庁技官を聴取−中国側に流出の疑いも・警視庁
あんまし注目されてないけどこれは大問題だと思う。日本もスパイ防止法の制定等を真剣に検討すべきだろう。
2008-04-03
λ. 確定記述(definite description)
『圏論による論理学—高階論理とトポス』 に確定記述 ιx(φx) というものが出てきた。 「これは φx を満たす唯一つの x」を表す式で、一階述語論理での解釈はこんな感じになる。
ψ(ιx(φx)) := ∃x(∀y(φy ↔ y = x) ∧ ψx)
「これは部分継続を使って解釈できるじゃん♪」とか一瞬喜んだが、考えてみれば一般化量化子(generalized quantifier)なわけで、解釈できて当たり前だった。 しかも、そういえば hsPTQにも確定記述の the を一般化量化子として実装していたわけで、何をぼけているんだ、私。