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日々の流転


2006-08-06 [長年日記]

λ. 『国民の天皇—戦後日本の民主主義と天皇制』

小熊さんの日記で紹介されていたので読んでみた。天皇制や昭和天皇に対して漠然と持っていたイメージとはまるで異なる実像で、目から鱗が落ちた。また、現在の天皇制等を巡る政治的状況についても、私はあまり意識することはなかったが、実は結構微妙なバランスの元にあったのだな。

国民の天皇 戦後日本の民主主義と天皇制(ケネス・ルオフ/高橋 紘) The People's Emperor: Democracy and the Japanese Monarchy, 1945-1995 (Harvard East Asian Monographs)(Kenneth J. Ruoff)

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本日のツッコミ(全4件) [ツッコミを入れる]
ψ 小熊善之 (2006-08-07 21:33)

しかしそれは同時に、戦後日本史におけるタブーでもあるのです。

ψ さかい (2006-08-09 14:16)

ですね。この本を読んでいて、小熊さんが「こんなものを公表するだなんて、軽率にも程がある」と言っていたのが、良くわかりました。

ψ 小熊善之 (2006-08-09 22:15)

日本人は触れられないテーマに触れられる外国人が、時に羨ましかったりして(苦笑)。<br>現在公開中の昭和天皇を描いた「太陽」という映画も、観に行きたいのですが……時間取れるかなぁ。

ψ さかい (2006-08-11 19:52)

「太陽」は私も観に行きたいと思ってました。<br>観に行くとしたら来週かな。