2006-08-06 [長年日記]
λ. 『国民の天皇—戦後日本の民主主義と天皇制』
小熊さんの日記で紹介されていたので読んでみた。天皇制や昭和天皇に対して漠然と持っていたイメージとはまるで異なる実像で、目から鱗が落ちた。また、現在の天皇制等を巡る政治的状況についても、私はあまり意識することはなかったが、実は結構微妙なバランスの元にあったのだな。
小熊さんの日記で紹介されていたので読んでみた。天皇制や昭和天皇に対して漠然と持っていたイメージとはまるで異なる実像で、目から鱗が落ちた。また、現在の天皇制等を巡る政治的状況についても、私はあまり意識することはなかったが、実は結構微妙なバランスの元にあったのだな。
しかしそれは同時に、戦後日本史におけるタブーでもあるのです。
ですね。この本を読んでいて、小熊さんが「こんなものを公表するだなんて、軽率にも程がある」と言っていたのが、良くわかりました。
日本人は触れられないテーマに触れられる外国人が、時に羨ましかったりして(苦笑)。<br>現在公開中の昭和天皇を描いた「太陽」という映画も、観に行きたいのですが……時間取れるかなぁ。
「太陽」は私も観に行きたいと思ってました。<br>観に行くとしたら来週かな。