2001-10-15 Curiosity killed the cat.
λ. 借りた本
λ. 続AsumiのPentium問題
「-march=i586」でコンパイルするなら素のPentiumでも動作しなくなるわけではないんで一安心。それに僕の場合、PC-98で使っている時点で動作保証なんてあったもんじゃないと思うので、いまさら動作保証なんてどうでもいいし。
λ. PC-98にMaryを入れてデスクトップに使ってるってホント?
本当ーっすよ。
[susho@localhost ~]% cat /etc/kondara-release; uname -a Kondara MNU/Linux 2.0 (Mary) Linux localhost.localdomain 2.4.1-pc98 #1 Tue Feb 6 18:27:45 JST 2001 i586 unknown
λ. Kondaraに乗り換える前はPlamoを使ってたんで、まずPlamoの環境にRPMをインストールして、RPMの--root <dir>オプションを使って別パーティションにパッケージをババソとつっこんだんです。ちなみに、今ならインストーラがあるそうなので、これを使えばもっと楽にインストール出来ると思います。(梶原さんに感謝)
λ. コンソールベースじゃなくてX使ってますが、さすがにKDEやGNOMEは重いので、もっぱらWindowMaker辺りかな。
λ. 朝鮮語
朝鮮語クラスのメーリングリストを作るとか。でも、みんながハングルを含んだメールを送り出すときっと混乱するんだろうなぁ。というのも、CNS環境にはMule-UCSが入ってないから、CNSのMewはiso-2022-jp-2でしかやりとり出来ないし、その一方で非Emacs系なメーラー(特にWindows系)はiso-2022-jp-2をサポートしてるなんて到底期待できなくて、当然UTF-8辺りでやりとりするだろうし。そして、その一方でどちらもサポートしていないメーラーもあるわけで…
λ. 人工知能論
立見ですよ。お蔭で授業に身が入らなかったし、いい加減教室代えましょうよ。
λ. マクロ経済Ⅰ
前回の復習と、あとケインズ型消費関数とか。平均消費性向を初めて知った。ケインス型の消費関数のC = A + cYdを変形して、C/Yd = A/Yd + c が平均消費性向なんだけど、これって何に使うんだろう。
λ. 変化の理論
関数の連続性の定義と合成関数の微分。この辺りは懐かしい。
そういえば、マイ語のISO639コードって何? それらしいのは以下の3つ。
- id Indonesian (formerly in)
- ml Malayalam
- ms Malay
λ. RD-w3mお役立ち
おぉ。便利そう。
2002-10-15
λ. Rava / JavaVM on Ruby
おぉ、すごい。(Asumi日記 (2002-10-15)より)
VMの勉強に読んでみるかなぁ。(VMの勉強としては、中断しているwambookを先に読み終えたいところではあるけど)
(追記: /.Jの記事 にもなってた。)
λ. システムプログラミング
課題を添削(?)してて気が付いたのだけど、意図せずに可変長配列とか(gccの拡張機能である)nested functionとか使っている人がいる。Javaか何かを使っていたときの癖なのかな?
λ. 萩野服部研SICP
1.3の「高階関数」へ。
そういえば、letがlambdaのsyntax sugerであるというのは良く知られていると思うけど、『型理論』によればMLではletとλで型推論のルールが異なる。(「let f = λx.x in f(f)」は α→α の型を持つが、「(λf.f(f))(λx.x)」は型付け不可能) Haskellでもおなじ。let束縛の多相性の制限とかこの辺りの話はまだ良く分からない。
λ. 読書
- 『ミスターフルスイング 5』
- 鈴木 信也
2003-10-15
λ. 研究計画書
睡眠時間が足りない。言葉が出てこなくて苦しい。あぁ、神様が降りてこないかなぁ。……苦しみながらも、分量的には全体の3/5くらいになってきた。先輩方に赤を入れてもらう。さて、残りはどうやって膨らませよう……。本当に間に合うのだろうか。精神的に辛い。
2004-10-15
λ. もう一つの転換点
(『Black Jack』への感想をIRCから転載)
この本は手塚治虫の「ブラックジャック」から「医者はどこだ!」「春一番」 「アリの足」の3編を英訳したものである。ブラックジャックとは手塚治の生 み出したキャラクターで、法外な報酬を要求する無免許の天才外科医である。 一見冷酷な悪徳医者に見えるが、それは彼のほんの一面に過ぎない。
ところで、この3編の中で私が一番気に入ったのは「アリの足」である。 あらすじは「小児マヒで足が不自由な少年・光男は、病気の苦しみを訴えるた め、一人で広島から大阪までを歩き通す旅にでる。その途中、光男は自分の後 を付回すブラックジャックに気付く。ブラックジャックを悪徳医者と思ってい る光男は反発するが、実は……」というもので、ブラックジャックなりの思い やりや優しさというものを感じさせてくれる話である。
この話は小学生の頃にも日本語で読んだことがあって、粗筋は大体覚えていた のだが、当然以前に読んだときとはだいぶ違う印象を受けた。以前は気づかな かったが、山火事が起きて煙が迫っている状況でのブラックジャックと光男の やりとりが、この作品において非常に重要な位置を占めているように感じたの である。以下に引用しよう。
“Can I give you a ride?” said Black Jack from the car.
“No, I won't ride with you!”
“Then, you'd better crawl on your hands and knees.”
“What! Don't ridicule me!” cried out Mitsuo, but car drove away.
これまでブラックジャックを軽蔑していた光男が、命欲しさににブラックジャッ クにすがるかどうか試すかのように、声をかけるブラックジャック。当然のよ うに反発し助けを拒絶する光男。その態度に自分と似たものを感じ満足したの か、光男を嘲笑うふりをして、ぶっきらぼうな態度でさり気なく手を貸すブラッ クジャック。
光男が真実を知りブラックジャックに対する感情を変えるシーンはまだ先で、 そのシーンが物語の最も盛り上がるところであるのだが、この二人の心理の変 化がこの作品の主題であるならば、ブラックジャックの光男への感情が転換点 となったこのシーンは隠れたもう一つの転換点だったのではないか。
それにしても、ぶっきらぼうな態度でさり気なく手を貸すあたりが、いかにも ブラックジャックらしいと感じた。このクールな優しさがブラックジャックの 魅力の一つといえよう。
- Quotation
-
“Can I give you a ride?” said Black Jack from the car.
“No, I won't ride with you!”
“Then, you'd better crawl on your hands and knees.”
“What! Don't ridicule me!” cried out Mitsuo, but car drove away. - Excellent Translation
-
「乗せてやろうか?」 ブラックジャックが車から声をかけた。
「いやだね。お前の車になんか乗りたくもない」
「なら、四つん這いで這ってでもいくがいいね」
「な!? あざ笑うのはよせ!」 光男は叫んだが、車は走り去った。 - Explanation
- 山火事が起きて煙が迫っている状況でのブラックジャックと光男のやりとり。
2005-10-15
λ. 夢
久しぶりに悪夢を見た。 目が覚めてもガクガクブルブル。
λ. 秋祭
寝坊した。 田中真紀子の講演の開始時間には間に合わなそうだったので、面倒くさくなって行くのをやめた。どうやら入場制限がかかっていたそうなので、行かなくて正解だったのかも。
λ. RubyConf 2005
楽しそう。
λ. ラップトップのWindowsが起動しなくなった (3)
なんか、Windowsを再起動したらchkdiskがまた走って、なんか消えたと思ってたファイルが復活してた。まだ読めないファイルもあるけど、少し前のバックアップと合わせて、ほぼ全てのデータが取り戻せた。助かった。今回は運が良かった。
2006-10-15
λ. 第二十二回圏論勉強会
今回はかつてない人数で驚いたが、とても楽しかった。
p.334 Exercise 3:
元の問題の意図に沿う方法はともかく、とりあえずparamorphismの概念を使って示しておく。paramorphismの定義と一意性の証明については Categorical programming with inductive and coinductive types を参照せよ。
(N, [0,s])を自己関手 F(X)=1+X の始代数とする。
f0: A→Y と h: N×A×Y→Y を使って以下を定義する。
- f0´: 1→YA
- h´ = λf,n. λa. h(n,a,f(a)) : YA×N→YA
- φ = [f0´, h´] : F(YA×N)→YA
すると、f ∘ [0,s] = φ ∘ F <f,id> を満たす f : N→YA が一意に存在する(この f がparamorphismで <|φ|> などと書く)。この等式を展開すると、
- f∘0 = f0´
- f∘s = h´∘<f,id>
となり、これは大雑把に解釈すると
- f(0,a) = f0(a)
- f(n+1,a) = h´(f(n),n)(a) = h(n,a,f(n,a))
ということを表しているので、目的の関数fは一意に存在する。
2007-10-15
λ. “On asynchrony (...and on mobility)” by Francesco Zappa Nardelli
先日syd_sydさんに紹介していただいた非同期π計算の講義資料を読んだ。 asynchronous pi calculusでもsynchronousの同期的な通信が模倣できる点とか確かに面白い。 mobilityについては良くわからなかった。
2009-10-15
λ. tDiaryの生成するRSSが RDF Validator でエラーになる
RDF/XMLではXMLの属性名に名前空間修飾が必要なのだけど、makerss.rbの生成するRSS中のxhtml要素の属性が名前空間修飾されていないため、RDF Validator でエラーになってしまうようだ。
Fastladder が拾ってくれてないらしいのは、ひょっとしてこれが原因だったりするのかな……
【追記】……と書いたけど、自分で手を入れた別の部分でもエラーになっていたみたいで、多分こっちが原因。 しかも、rdfs:seeAlso を勝手に書き加えながら、xmlns:rdfs=... を書き加え忘れているという初歩的なミス。恥ずかしい…… orz