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日々の流転


2011-02-10 [長年日記]

λ. "Software Abstractions"翻訳本のレビュアーを募集しています

以前にFLTVなどでも告知しましたが "Software Abstractions" の日本語訳を現在進めています(bonotakeさん、ku-ma-meさん、joshkataさんとの共訳です)。原著はこれです。

Software Abstractions: Logic, Language, and Analysis(Daniel Jackson)

Alloyというのは、モデル発見器と呼ばれているツールの一つで、条件を与えるとその条件を満たす具体例を探してくれます。モデルというのは、条件が連立方程式であればその解だし、条件が数独のルールと問題だったらその解とかです。Alloyについてはこの日記でもAlloyタグのついた記事で何度か触れてきました*1。 ここではあまり触れていなかったけれど、ソフトウェアの設計を書いてみて、変なところや見落としているケースがないかとかを確かめたりという使い方も出来、この本の方はそういう話がメインになっています。 というか、もともとそのためのツールなんですが(笑

で、話を戻すと、現在進めている日本語訳の出版がようやく見えてきました。 つきましては、若干名ですが、レビュワーを募集したいと思います。

  • 募集人員:若干名
  • 期間:3月初旬から3月いっぱいまで(予定)
  • 応募方法: takeo.bono at gmail.com にメール または twitterで @bonotake にmentionしてください。

手を挙げていただいた方のうち何名かを選抜して、2/22以降にこちらから声をかけさせていただきます。(応募頂いても、残念ながらお願いしない場合がありますので、悪しからずご了承下さい)

Alloyの知識あるなしは問いません。ユーザー、あるいは入門者の視点で読んでくださる方歓迎です。

Tags: Alloy

*1 しかし、見返してみるとAlloyを初めて知ってから5年近く経っているのか……