2002-03-29
λ. だるい。この一週間何もする気が起きなかった。
λ. 生暖かい風が心地好い。
λ. Lapis Lazuli いいよね。
λ. nested repeat operator
そういえば、star-height problem って今もまだ未解決なんだよね?
λ. 読書
- 『HELLSING(ヘルシング) 3』
- 平野耕太[画]
- 『キノの旅 Ⅲ - The beautiful world』
- 時雨沢恵一[著] 黒星紅白[イラスト]
- 『サクラ大戦 前夜 2』
- 『サクラ大戦 前夜 3』
- あかほりさとる[著] レッドカンパニー[監修/原案]
λ. 圏論
productを持つ圏があるときに、あるproduct(のprojection mapの組)をterminal objectとする新しい圏を作る事が出来る。
λ. While program
へぇ、順番に実行していくのと if と while があればなんでも書けるらしい。ということは原始帰納的でない関数もそれだけで記述できるのか。ふむふむ。
……と思ったが、別に意外でもないか。それだけあればチューリング機械自体書けそうだもんな。
2003-03-29
λ. クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦
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λ. 良いプログラマは数学を学ぶ、方が良いと思う
尊敬しているプログラマを思い浮かべてみると数学に造詣の深い人が多いし、非常に共感できる。
2005-03-29
λ. ソースからバイナリへ: GCCの内部機構 - Diego Novillo
Good Wrappers For People Who Love Bad Know-Hows より。
GIMPLE は A-Normal form*1 みたいなもんで、GENERIC -> GIMPLE の変換は A-normalization みたいなものだと考えればいいのかな。 静的単一代入(SSA, Static Single Assignment)の方は、そういった話とはちょっと違うか。SSAの発想は興味深いと思った。
[2005-04-10 追記] お花見の時に、福盛さんに Modern Compiler Implementation in ML を見せて貰ったのだけど、SSAについて触れいている章もちゃんとあった。
λ. NHK番組問題で安倍氏、朝日新聞を改めて批判
どっちが正しいかは知らんけど、朝日新聞は虚報を流したことに対して訂正と謝罪を行うか、もしくは安部中川両氏とNHKに対して正面から反論すべきだと思うよ。
λ. SNOW WHITE
くろりぼんドールガール の SNOW WHITE をプレイした。白雪姫を下敷きとした短編なんだけど、原作の怖さとは違った黒さがあって、とても良いです。
2008-03-29
λ. 論理プログラミングに思う
Kowalskiの講演をまた聞き逃す - ヒビルテ (2008-03-24)で「あろはさんなどはよく論理プログラムをDISってるけどw、論理プログラミングにも面白い話はまだまだ沢山あるように思う」と半分冗談で書いたら、ホワット・ア・ワンダフル・ワールド Prolog の思い出 で反応が。
もちろん論理プログラミングや関数プログラミングという枠組みでも,まだまだ面白い研究はできると思います.
ちなみに、私の書いた「面白い話」というのは、例えば(もはや古典的かもしれないけど)帰納論理プログラミングを用いたデータマイニングや、発想推論を用いた仮説の生成や、確率論理プログラミングを用いた確率モデリングといったものの応用の話で、それぞれの応用分野でそれなりに面白い結果が出ています*1。
これらは「論理による問題の記述」と「論理的な推論による問題解決」という論理プログラミングのアプローチの、まさに本流をいくものでしょう。
しかし,もうそういう狭いパラダイムの区別や慣習自体が古いんじゃないかなぁと.まだ黎明期には,他の研究分野との区別のための意味があったとはいえ,「論理」プログラミングや「関数」プログラミングという,歴史に由来する名前自体が重荷や偏見の原因になりつつあると思います.そろそろ,そういう過去にとらわれず,分野に分かれた研究成果を統合し,より高いレベルの知的プログラミングのための枠組みが必要なのではないかと思います.
うーん。「古い」と言われると、反発したくなるぞ(笑
論理プログラミングのような枠組みの中で考えるのは、そういった後ろ向きな理由だけでなく、単にそれが問題解決のための優れたアプローチだからというのが大きいのではないかと思います。 先に挙げたような例でも、論理という限られた枠組みでの形式化だからこそ上手く行っているわけで、より一般的な枠組みで考えることでより優れた問題解決のアプローチを実現することが出来るかといえば、そうとは限らないでしょうし。
統合されたより一般的な枠組みの意義は否定しないけど、そういった枠組みに基づいた問題解決のアプローチが、論理プログラミングのアプローチよりも優れたものになるまでは、論理プログラミングという枠組みの中で考えることは決して古くなどない、と私は思います。
*1 あろはさんも知っているとは思いますが。