2008-11-09 [長年日記]
λ. 第四十六回圏論勉強会
今回は 6.4節 The Temperley-Lieb Category の前半部分で、結合演算と恒等射を定義してテンパリー・リーブ圏(TL)が圏になっていることを確認。今回もやっぱり定義が巧妙で感心した。前回やったP(n,m)の定義とかを半分忘れていて大変だったが。
今回やり残した6.4節の残りは、TL が pivotal category であるという話と、TLと3節で定義したDが strict pivotal dagger category として同型であるという話になるようだ。
雑談では、この6節の「Planar Geometry of Interaction and the Temperley-Lieb Algebra」という名前にも含まれている Geometry of Interaction に関係して、 檜山さんに Int Construction というもののイメージの紹介をしてもらった。Int Construction は自然数から整数を構成する構成を一般化し、トレース付きモノイダル圏からコンパクト閉圏を構成する。そういえば、 「再帰プログラムの幾何」にもそんな話があったなぁ……
二次会では白石先生とかDHMOとか。
どうしても途中で寝てしまいます。今回はひやまさんの声で起きた(笑)。<br>いちど最初から読み直して、多少意味がわかるようになってきました。
流石檜山さん(笑<br>一度最初から読み返すと、流れを確認できて良いですよね。