2008-05-22 [長年日記]
λ. オープン・スペース 2008
ちょっと用事があって東京の方まで来たので、帰りに新宿初台の ICC の オープン・スペース 2008 によってきた。目当ては佐藤雅彦+桐山孝司《計算の庭》*1。
《計算の庭》は、数字の書かれたRFIDタグ内蔵カードを持って庭の中に入り、計算式を表すゲートを通過するごとに自動的に行なわれる演算によって、数字を「73」にすることを目指すもの。 やってみたら、私の結果はこんな感じになった。
適当に手にしたカードは36で、適当に近くにあったゲートを通ったら、それが「×7」のゲートで、数字が結構大きくなってしまった。ので、「こりゃ面倒かなぁ」と思ったのだけど、そこからは案外すぐに終わってしまった。 色々と試行錯誤するのが楽しそうなので、そういう意味ではちょっと物足りなかったけど、面白かった。
他には、グレゴリー・バーサミアン《ジャグラー》*2やカールステン・ニコライ《invertone》は感覚に直接働きかけてきて、すごく刺激的。ちょっと酔いそうだけど。 それから、三上晴子+市川創太《gravicells[グラヴィセルズ]−重力と抵抗》 や インタラクティヴ年表 2008 は単純だけど良かった。
どの展示も普段使わない感覚を刺激される感じで、すごく刺激になる。 しかし、こういうのを設計するデザイナにはどんな世界が見えているんだろうね。僕らとは全く違う世界が見えているとしか思えん。
でもこの解答、短くていいですね。36の最短経路じゃないかな?