ベクトル空間のテンソルについて http://qiita.com/n_kats_/items/c6a2312c80f6f4277809 自分は知識が偏っていて、テンソル積は知っていたけれど、 テンソルはちゃんと理解していなかったので面白かった。
なんでそんな変なこと(?)になっていたのかというと、領域理論にbistrictな射に関する普遍性で定義されるスマッシュ積(正格な言語のタプルのモデル化等に使われる)という構成があり、「正格性を線形性におきかえて、bilinearな写像に関する普遍性にしたのがベクトル空間のテンソル積」というアナロジーで理解していたため。 昔の圏論勉強会で Temperley-Lieb 代数や量子情報・量子計算を扱った時には、テンソル積は具体的には基底の直積を基底とするベクトル空間であるということまでは知ったが、テンソルというのがその要素のことだとまでは知らなかったのだった……