Masahiro Sakai
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2014-09-24T12:02:12+0000
- 更新日時:
2014-09-24T12:02:12+0000
「解雇出来ないために、本来ならば企業内に置くべき人材まで流動性の高い選択肢である派遣や外注に依存することになり、それにより個人も企業も不幸せになる」という部分、なるほどと思った。
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昨日のガイアの夜明けの内容+αが書かれているこの記事であるが、この話は非正規雇用や若年層の切り捨ての問題だけではなく、雇用の調整弁を必要とする日本の企業全体の課題を浮き彫りにするものではないだろうか。
先日も知人と話していて、何故に日本のIT業界はプログラマーを底辺に置くような階層(コードを書かなくなって一人前で、SE、コンサルタント、プロマネなどに昇格していくという階層)に未だに囚われているのかが話題になった。経営者やトップのITへの無理解などいくつもの理由が考えられるが、やはりそこでも雇用の流動化が実現しないがために、雇用の調整弁としての開発の外注化に頼らざるを得ないのではないかという仮説が説得力があった。
解雇出来ないために、本来ならば企業内に置くべき人材まで流動性の高い選択肢である派遣や外注に依存することになり、それにより個人も企業も不幸せになる。
簡単に解雇できるようにすれば良いという話では当然無いが、もはや終身雇用というのが神話になりつつある現在、この問題を解決しない限り、日本の成長は無いように思う。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/inoueshin/20140924-00039352/
月270時間無給労働で使い捨て!「ガイアの夜明け もう泣き寝入りしない!~立ち上がった働く若者たち」(井上伸) - Yahoo!ニュース
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