QNNCloudちょっと触ってみたけど、問題インスタンスの与え方が分からん。 向こうで生成されたMAX-CUT問題を解くしかできないのかな。
ファイル形式はちょっと不思議な感じ。
まず、問題インスタンスは Size=100 の場合で 100x100 の行列の最後の行だけ99要素になっているJSONになってて、確かに対角成分を除く上三角のデータしか使わないけれど……
あと Raw Results も Size=100 の場合で 100x2000 のデータになっていて、どう解釈するのだろうと思ったけど、これは解が100個あって、それぞれの2000個うち先頭の100個の値を解と解釈すれば良さそう。 そう解釈すると Best Cut に表示されている値に一致するっぽい。
あと、実行が終わるとメールが飛んでくる感じだけど、実際の実行時間はどれくらいかかっているのかなぁ。既存ソルバと性能比較をしてみたい。
https://qnncloud.com
課題は色々あるかも知れないけれど、楽しみに待ちたい。
検証する人がふえるといいなと思っています。
後はこのあたりが気になるところ:
(1) DSDPは2006年から更新されていないので、最近のツールだとどうなのか?
(2) SCIP-SDP http://www.opt.tu-darmstadt.de/scipsdp/ のような MISDP ソルバーとの比較
(3) CPLEXやGurobiの二次計画の機能との比較 (「最大カットのベンチマーク問題を最適化ソルバーで解く」 によると CPLEXの二次計画パッケージで解いたものが「総じて効率が良い」とのことだったので。 ただ、CPLEXのライセンスを持っていないので試せないけど)
それは知っていましたが、所属は学術機関ではなく営利企業なので、残念ながらアカデミックライセンスを使うことはできないのです。
一応、代理で実験してくれそうな伝手はあるのですが、今はどちらかというとMISDPの方に興味があって、先にそちらを調べています。