Probabilistic Functional Logic Programming
https://link.springer.com/chapter/10.1007%2F978-3-319-73305-0_1
https://www.semanticscholar.org/paper/Probabilistic-Functional-Logic-Programming-Dylus-Christiansen/c00de9db88bb064e3e72f8ebf93c221400dffbad

関数論理型言語Curry向けの確率的プログラミングライブラリPFLPの設計に関する論文。 One Monad to Prove Them All 論文から参照されていた。
Curryには非決定性の機能があるので、値と確率値の組を生成する非決定的な計算で確率分布を表現して確率的プログラミングを実現でき、非正格性のおかげで標準的なリストベースの確率プログラミングライブラリの実装に比べて効率が良い(場合がある)。
ただ、Call-time vs. Run-time Choice の話とか、Dist型の成分に非決定性を使ってはいけない話とか、型で守られずに effect を使うことのツラミがそこかしこに感じられるんだよなぁ…… (これはCurryに関して昔から感じている点で、(partiality以外の)effectを型で制御しようとしているHaskellとは対象的)
あと、非決定性の実装方法はリスト的な方法だけでなく、(限定)継続を使うようなアプローチもあるけれど、その辺りと比べるとどうなのかなと思ったり。