2000年6月の日記
6月 2000
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- 弟の体育祭はどうやら延期になったようだ。
- 親父の注文していたパソコン(Sotecのe-noteとかいうやつ)が届いた。
注文していたノートが、1日に届いたので、今日はワットマンでいろいろ買って来た。
Word2000にSCSIケーブルにシリアルケーブル。
シリアルケーブルでノートのWin98とデスクトップのLinux/98を接続してPPPが通るようになった。当然、IP Masqueradeも出来るので、Internetとの接続を共有できる。
linuxで「/usr/sbin/pppd -detach crtscts lock passive noauth ms-dns 202.219.63.254 ms-dns 202.219.63.253 192.168.3.2:192.168.3.3 /dev/ttyS0 115200」してから、Win側でダイアルアップ接続をするのである。Win側のドライバはhttp://www.mindspring.com/~kewells/net/にあるシリアル接続用のを使用する。あと、Masqueradingの設定は「/sbin/ipchains -A forward -s 192.168.3.0/24 -d 0.0.0.0/0 -j MASQ」ね。
PPPdの起動オプションで、ネットワークインターフェース名を指定できればよいのにと思った。プロバイダとの接続にppp0を使用するのに、ppp0がactiveでない時に上記のようにするとppp0が使われてしまう… 普段はPPxPを使っているので実害はないが、何とも気持悪い。これが解決できたら、inittabにrespawnで登録してしまおうか。
…と、こんな阿呆らしいことよりも、とっととこの物理の問題集を終らせなくちゃ! ふぅ〜
借りてきたもの
- ディーン・クーンツの「何者も恐れるな」の上巻
- 「はじめての韓国語」金裕鴻
- 「スペイン語会話100場面」 おそど まさこ
買ってきたもの
- 「風の大陸 第18部 十候」 竹河聖
- 日経サイエンス7月号
DPXフォーマット
GIMPでDPXフォーマットを扱おうという例のプラグインでやっとレイヤが扱えるようになった。この調子で、読み込み機能を頑張って実装していこう。なぜ、これまで一番底のレイヤしか扱えなかったというと、マスクが正常に扱えていなかったからだ。レイヤのヘッダには圧縮後のマスクのサイズを表すようなメンバがあれば、マスクは読み飛ばせば良かったんだが、これが無いために、不健康ながら、展開後のサイズを計算して、このサイズになるまで展開する必要がある。で、このマスクのサイズの計算が間違っていた。というか、仕様書自体間違っていたんで、俺のせいじゃないけどね。で、解析してわかったんだけど、圧縮前のマスクイメージのフォーマットが問題だった
ポイント
- データはBMP同様、下の行から順に格納される
- スキャンラインの一行は4bit単位になるようにpaddingが入る
- ので、各行の先頭は必ず4bitの境界に揃っている
- バイト境界に揃える前の4bit単位での列を圧縮してから、バイト単位に揃える。
- ビットの列では、バイトでの下位のビットが先に来る
- 仕様書には、「ビットマップデータを圧縮するので, データは必ず4バイト境界にそろっている」とあったが、これは大嘘。
- レイヤのヘッダでカラーマスクがヘッダに含まれるかの記述が曖昧だが、実際には含まれる
- 風の大陸ファンクラブ「孤高の騎士団」なんてのがあるらしい。
http://www5a.biglobe.ne.jp/~allen/
- 「すべてがFになる」が映画になるかも知れないらしい。わーい。
- 市川ソフトウェアラボラトリのDaisyArtやHappyPaintで使われているtrpフォーマットの仕様書を探したが、見つからなかった。何枚かTRPフォーマットで保存してある絵があるので、是非GIMPで直接読みたいのだが…
夕方図書館に行って、本を何冊か借りた。
- 「脳のなかの幽霊」 V.S.ラマチャンドラン サンドラ・ブレイクスリー 山下篤子=訳
- 「ノルウェイの森」上巻 村上春木
- AERAのNo.18 ('00.4.24)
- いかにも梅雨って感じだ。こういうのは嫌いじゃない。雨がシトシト降っているのを聴くと、子どものころの絵本を思い出す。少し滲んだような水彩っぽい絵で、キティーちゃんみたいなのが窓から外を眺めているイメージ。…でも、僕は本当にそんな本を読んでいたのだろうか? 捏造した記憶ではないだろうか? 時々、自分の記憶や自我と言ったものに対して酷く懐疑的になる時がある。
- System1のLinux版のレポートを送った
- TRPフォーマットの仕様を公開してもらえないか、市川ソフトウェアラボラトリに訊いてみたが、やはりダメだった。これは仕方ないだろう。
- 今(Tue Jun 13 01:37:25 JST 2000)、niftyのサーバーがトンでもないことになってた。FTPで接続したらホームディレクトリ以下じゃなくて、ファイルシステム全体が見えたし、/etc/passwdと/etc/shadowが一般ユーザーでも読めるようになってた。ひ〜、恐ろしや〜 ひょっとしてクラッカーでもはいってたのかしらん。
- http://www-ise1.ise.eng.osaka-u.ac.jp/nishi/diary/d199912c.html#20にmbstate_tのサイズの話があったけど、僕も「有限サイズでは不可能」に一票入れたいなと思った。といっても、無限大のサイズが必要なわけじゃなくて、サイズをコンパイル時に決定しようとするのが無謀だという事だけど。
URLメモ
- 英検準1級の一次試験を湘南国際女子短期大学で受けてきた。簡単に感じたから、きっと落ちてそう。(なんじゃそりゃ)
- 英検とは関係ないけど、やっぱ英語に限らず母語でない言語で論理を組み立てて人を説得するというのは疲れる。しかも神経が他のところに向いているらしく、つい無神経な事を書いて(言って)しまったりする。後で思い返してみて、とってもイヤーンな事もしばしである。
- でも、論理的な文章の方がまだましかも。ジョークとか神を讃える言葉なんて全然思い付かないもんな。聖書とかで「光輝燦欄(こうきさんらん)たる」とかあると、すげーなと思う。英語やC(笑)でそんな事を書くのは俺には無理っす〜
- MozillaのM16が出てる。
- 「脳の中の幽霊」を読んだ。ただ、これは1998年に出版された「Phantoms in the Brain: probing the mysteries oft the human mind」の訳である。やはり、ラマチャンドランは凄いね。なんつーか、「脳をトレースする」とか「脳をデバッグする」とかみたいな副題がついてても良かったんじゃないかな。って感じ。現象とそれに対する推論の過程がうまくまとめられていて、専門知識の無い俺みたいな人間にも無茶苦茶面白かったね。で、この本にイマジネーションを刺激されて、熟練した演奏家が楽器を体の一部として感じたり、フェンシングの選手が剣を体の一部として感じたりするのも一種の幻肢ではないだろうかとかちょっと思った。あと、我々の持っている身体イメージが幻想に過ぎないというのは、実験的に確認された事は無くても案外知られている事なんじゃないかと思う。
- それと、今年に入ってから、失明した人の脳に対して電気信号を送る事で簡単な視覚を与える実験が成功したというニュースがあったと思う。それに、脳に電極を埋め込んで電気信号を送るようなタイプの補聴器(?)も既に実用化されていたと思う。この分野の進歩はめざましいね。ただ、ちょっと空恐ろしい気もする。
- あと、「存在の耐えられない類似」はどこから持ってきたんだろう…
- 夕方(といっても、4時か5時頃だったからまだ全然明るい)、図書館と本屋に行ってきた。
- 借りたのは、
- 「顔」上巻 シドニィ・シェルダン
- 週間東洋経済 2000/06/03
- 「インターネット英語の読み方&書き方&調べ方」 安藤 進
- 「はじめて書く英文手紙」 上地 安貞
- 買ったのは、
- とりあえず、partedで気が付いたバグは(俺の勘違いを含めて)全て送れた。次はPC-9800シリーズ対応を取り込んでもらおう。でも、APIの拡張については何と言って説明しようかな〜
- クリスティーの失踪を扱った映画をテレビでやってた。
- 先週送ったSystem1のレポートの返事を貰えた。わーい。それと、System1がソースやバイナリを十分に公開/配布出来ないのには権利関係で複雑な事情があったのだね〜 同情しちゃいます。それと、Muleが自由に公開/配布出来たのが如何に好運な事だったかと感じた。EmacsがGPLの制限から逃れられない事を差し引いてもね。
- 親父に訊いたら「存在の耐えられない類似」は、昔あった「存在の耐えられない軽さ」という映画から取ったようだ。
夕方に図書館に行って、本を借りてきた。「生存者」は上巻を借りるつもりだったのに、間違って下巻を借りてきてしまった。「何者も恐れるな」の中巻はまた貸し出し中だった。予約しないで、気長に待つことにする。…そうそう、「顔」はつまらなかった。捻りがないし、全体に勢いもなかった。
- 借りた本
- 「顔」下巻 シドニィ・シェルダン
- 「生存者」下巻 ディーン・クーンツ
- 「現場の必須テクニック PHOTOSHOPの仕事術」キャドネットワーク
ようやく、PartedのPC-98対応パッチをbug-parted@gnu.orgに投げた。1.2系ではなく、1.3系での取り込みになりそう。蒸し暑くて寝つけない。
夕方に図書館に行って、「生存者」の下巻と、週間東洋経済の2000/4/15を借りてきた。帰りに本屋によったら、「コンピュータは難しすぎて使えない」とかいう本を見かけた。「どうせ、どっかの三流文化人が書いたつまらん本だろう。どれ、どれだけ的外れな事を書いてあるかオイチャンが見てやろう」とか思って、手にとって見たら、これアラン・クーパーで、山形浩生が翻訳してるんだね〜 「これじゃあ面白いに決まってるじゃん。」と、興味を無くして、訳者後書きだけ眺めて帰ってきた。^^;;
湘友会の総会は明日だと思ってたら、今日だった。ので、行くのを忘れてしまった。カンツォーネ聴きたかったのにぃ〜
IPLは何かって? そんな時はInsider's Computer Dictionary [IPL]を見るべし。
今日は素晴らしい雨だね。まさに梅雨って感じさ! Tちゃんのお見舞いに戸塚まで行ってきた。それにしても、AFAICTがAs Far As I Can Tellの略だなんて… http://village.uunet.be/ENG/Hospital/html/Hospital_Manual_Smileys.html