『関数プログラミング入門 ―Haskellで学ぶ原理と技法―』  http://www.amazon.co.jp/gp/product/427406896X?ie=UTF8&camp=1207&creative=8411&creativeASIN=427406896X&linkCode=shr&tag=setoid-22 の献本をオーム社から頂いた。
『関数プログラミングの楽しみ』に続いてレビューに参加させてもらっていたのでした。今回は自分の余裕がなくてあまりレビューは出来なかったのだけれど。

『関数プログラミングの楽しみ』が面白い応用を色々紹介していたのに対して、この本は基礎をちゃんと説明した教科書という感じ。 といっても、モナド変換子やパーサコンビネータについて扱った章もあるのでそれなりに実践的でもある。 また、無限リストや⊥を含むプログラムに関する領域理論的な推論を扱っていたり、タプリングやデフォレステーションといった最適化について触れているのは、Birdっぽくて特徴的な点だと思う。