1999年10月の日記

1日 金曜日

ハードディスクが壊れたりなにやらで大変でしたが、どこぞの「臨界」事故等を見ていると、世間も大変ですね。今日は学校へ行って帰ってくるだけの平凡な一日でした。変わりばえしない一日というのは退屈ですが、それも悪くありません。最近考えるのですが、大乗仏教には「色即是空」 ―すべての物質的現象(色)には実体が無い(空)である― という思想があるようなのですが、これってただの不可知論じゃありません? 哲学は前提とする認識を仮定しないと始まらないと思うのですが・・・ 逆にこれを否定することで涅槃の境地に至るってのは面白い発想だと思う。さすが世界の3大宗教と呼ばれるだけあります。
と、ところで、ウチの学校は二期制なので明日で前期が終りです。明日は、終業式なども無く、成績表が渡されます。そんでもって、月曜日からは後期が始まります。

2日 土曜日

予告した通り、今日で前期はおしまい。例のDPXファイル用のGIMPプラグインは相変わらずうまく行かない・・・(T_T) それと、今日はLinux研究会NLS分科会のMLの公開されていたログに目を通した。もしやと思っていたらやっぱりユニコードなんですね・・・

3日 日曜

いずれにしても、UNICODEの問題点をちゃんとまとめなくちゃいけないなと思う。「世界的に見て、これからは Unicode でしょう。でも日本には、偏ったanti-Unicoder および、pro-ISO-2022 が多くて困る。」などと言われてしまっては何というか・・・ いずれにしても粘り強くUNICODEの問題点を訴えていく必要がありますね。なにしろ欧米の文字/言語では問題が発生しないのですから。

4日 月曜

これまでGNOMEをgettextなしで構築していたことを思いだし、コンパイルしなおした。ただ、Midnight CommanderはCD-ROMが読めない関係で新しくダウンロードして来た。この新しいMidnight Commanderは前に比べてかなりいい感じである。以前よりずっと安定しているし、ツリーではディレクトリを含むディレクトリはちゃんと「+」を左に表示してくれる。それに、さすがはgettextという感じで、ずいぶん日本語環境という感じになった。いい感じ、いい感じ。でも、メニューやメッセージが日本語になってもあんまりたいして変わんない気もする。まあ、自分が普通に読める言語であればOKなんだけどね。

ところで、最近はやっぱりちゃんと縦書きの出来るエディタが欲しくなって来た。emacs(or mule)は良くできた(それどころか最高の)エディタだと思うが、縦書きが出来ないとな・・・ Windowsのころは自作してたんだけどな〜 "Internationalized & Multilingual Text Processing Project"のページ(http://ns.mling.waseda.ac.jp/)で見たエディタのような方向性処理をemacsの上に実装できれば理想かな・・・ というよりも、一日も早く、System1を使いたいものである。それにしても、System1 + GNOME + Enlightenmentみたいな環境がごく普通のものになる日は来るのでしょうか? 次のエイプリルフールぐらいまでに実現できなかったらスクリーンショットでもでっちあげて見ようかしらん。

例の臨界事故は恐ろしいですね。新聞やニュースは「正常の数値に戻った。」というような事しか伝えて来ません。でも我々が知りたいのはもっと詳細で具体的な計測データです。「通常の数値に戻った。」とだけ聞いて安心できる人はよっぽどの幸せ者です。でも、データが公表されたとして、それが正しいデータであるという証拠はどこにもないのですが・・・ そういえば、プルトニウムは1gで日本中の人間の許容量なのだそうです。(今回はウランでしたが・・・) なんにしても最終的な被害が把握されるのは数年後でしょう。

5日 火曜

正常ってなんでしょうか? どうも私の周辺には「正常」でありたいという変な方々が沢山います。まあ、コレステロールとか血圧なら話はわかりますよ。でも、何と彼らが言っているのは思想というか考え方というか、発想というか・・・そのようなもののようです。いわく、私は「異常」だそうですね。はっきりいって、精神の「正常」を指向すること自体「異常」ですし「危険」だと思います。社会って歪んでますね〜 まあ、おおよそ社会なんてものは自己矛盾を内包しているんでしょうね。

RFC1815を読みました。ずいぶん前にダウンロードしていたのを思い出したわけです。と、これが非常に面白い!! 内容自体は極めて真面目な技術的検討なのですが・・・ それにしても笑えます。こういうのって内容が真面目であれば真面目なほど笑えるのでしょうね。私の中では今週の"Top of the JOKE"確定です。

そういえば、昨日はGNOMEのサイトがつながらなかったけど何かあったのかな・・・

昨日、アンケートのページを編集していて気がついたのですが、Netscape Navigaterはスタイルシートのline-heightにきちんと対応していませんね。line-heightが指定されていると、IMG, TEXTAREA, INPUTなどのエレメントのサイズが行の高さより大きいときに、行が下にもぐり込んでしまいます。

ところで、モンゴル文字は左縦書きですが、これは元になったウイグル文字が右横書きだったのを、立てたためのようです。でも、実際にどの段階で縦書きになったかははっきりしないようです。それと、中国領の内蒙古自治区ではこの伝統的なモンゴル文字が広く使われていますが、モンゴル人民共和国の方ではキリル文字による表記が多く使われているようです。それと、モンゴルにはパクパ文字というものもあるようです。言語や文字はやっぱり奥が深いですね〜

6日 水曜

そうだ。このページに読書感想文のページでも作ろうかな。(笑) 最近はまた本を結構読んでいるんですね。排泄した分の知識を摂取しないと脳味噌が餓死しちゃいます。結局、学習というのもある種の消費活動なんじゃないかなと思う今日この頃です。また面白い話があったら紹介しましょう。

最近は人文系の話にすこし偏っている気がするので、ここいらで理系チックな話題を振りたいところ。原子炉の安全性についてでも語ろうかな。

ネットスケープナビゲーター(4.5)はLEGENDエレメントに対応していないのですね。不思議です。HTML4の仕様を読んで、まともに実装して欲しいですね。ところで、Mozzilaの方はどうなんでしょうか?

あたらしいgmcはFTPディレクトリの表示が極端に遅くなっていました。原因は多分単純です。4日の日記に書いたようにディレクトリを含むディレクトリには「+」を表示するようになったのが原因でしょう。つまり、以前は名前だけ表示していれば良かったディレクトリについても、中身を ―ディレクトリが含まれているか― 調べる必要が生じたってわけです。このせいで取得すべき情報が飛躍的に増大し遅くなった・・・みたいな感じでしょう。その辺はスレッドを使うなりして誤魔化して欲しいところですね。

7日 木曜日

夢を見ました。夢を見て、それを覚えているなんて最近は珍しいです。で、どんな夢かというと・・・あ、思い出せない・・・。でも一番印象的だったのは四次元の球体が出てきたことです。四次元の球体って呼び方は多分正確じゃないと思うけど、x2+y2+z2+w2=r2 みたいな方程式であらわされるやつです。で、それを包丁でスライスすると無数の半径の異なる(3次元の)球が発生するんです。シャボン玉みたいで綺麗でした。それと、その夢では球体の内側と外側に対称な世界が広がっていました。夢の中では当り前に感じていたんですが、起きてみるとやっぱり不思議です。でも、本来は「内側」と「外側」って相対的なものなんじゃないかなって気がしてきました。一般的には、空間が閉じている方が「内側」何でしょうけど、両方とも閉じていたり発散してしまっていたら区別する意味ないですよね。それとも、両方とも閉じているならデカイ方が外側とか(笑)。話はちょっと変わりますが、体積を積分すると一体何になるんでしょうか? きっと、大学にいけばそういうことも勉強すんですよね。マクローリン展開とかワクワクするコトいーぱい・・・

そういえば、HTMLって数式を記述するのにはあまり便利じゃないですね。複雑なのを書けないし、Lynx等のテキストブラウザに代替表現を与えることができません。添字をSUBエレメントやSUPエレメントで表記するのも、論理的意味を持たないので、応用範囲が極めて少ない! せいぜいこの程度でしょうか・・・
-rrV(x) dx
= ∫-rr{4/3 × π(r2 - x2)3}dx
= (8/3)π∫0r(r2 - x2)3dx
こういうのってTexが便利なんでしたっけ? 最近だと、MathMLでしょうか。

今朝、新聞をみてビックリしました。今日(正確には明日のAM 1:45だけど…)から、テレビでエクセルサーガをやるのですね。これは、何としても見なければ! でも、最近こういう番組を見よう見ようと思っててつい見るのを忘れちゃいます。友人に教えてもらった「Dガレージ」(木曜のAM 1:00くらい)も今のところすべて見忘れています。もちろんビデオを撮るのも…

「排泄した分の知識を摂取しないと脳味噌が餓死しちゃいます」って書いたことに「排泄するってどういうこと?」という質問がありました。一言でいうならば「創作」することです。絵でも文章でもプログラムでも何でもいいんです。とにかく創作すること、自分の知識や経験をアウトプットすること、それだけです。つまり、創作物なんてものは作者が消化吸収した知識や経験のカスに過ぎないんですよ。これ以上言うと皆さんに失礼だと思うのでこの辺にしておきます。いいですか、みなさん、便秘はいけませんよ!

8日 金曜日 曇り

予測したように、やっぱりエクセルサーガは見るのを忘れてしまいました。あーん、残念。でも、へーんだ。どうせ深夜のアニメなんてつまんないに決まってるんだーい。(←防衛機制の『合理化』ですね。フロイトに興味はないけど…)

ところで、長距離走って疲れますね〜 問答無用で疲れます。精神的にも疲れます。あ〜疲れた。

それにしても、週間少年ジャンプで連載している封神演技ってあんまり面白くないですね。まあ、私にはそう思えます。中国の思想の根底にある儒教と道教を理解せずに、封神演技を理解することは不可能だと思います。ましてや、あんな単純化された勧善懲悪の漫画で表現できるものでもありません。封神演技に興味を持ったら、ぜひ原作を読んで欲しいものです。私はいちおう日本語訳を読みましたが、いずれ原文で読んでみたいです。ジャンプの封神演技で思い出しましたが、後に仏門に帰依する人達を勝手に殺すなよ〜 とか思いません? 普賢真人とか…

[補足] (1999/12/6)
「封神演技」って「封神演義」の間違いですね。てへへ。
指摘ありがとうございます > ケシゴムさん

南北問題でまず解決すべき問題は何でしょうか? わたしは「賃金格差の是正」ってのはかなり順位が高いんじゃないかと思います。同じ労働に対しては同等の賃金が支払われるってのは極めて当然の事だと思います。今もなお、途上国で安い賃金で働いている人達がいるわけで、そういう人達を思うと心が痛みます。まあ、多少は容認するにしても、(我々がたまたま使っている10進法で)3〜4桁も違うというのは許されない事だと思います。途上国の労働者にも同等の賃金を! まあ、そんなことをいっても、まともにそんなことを考える企業があるとも思えないですけどね。でも、労働力市場が国際化された暁にはきっと格差は是正されると願って…

そういえば、gmcはFTPディレクトリを開いたままPPPを切断したりすると、次に同じホストにアクセスしようとしたときにちゃんとアクセスできないようです。横着しないで、FTPディレクトリを閉じてからPPPを切断しましょう。…まさかPPxPの問題じゃないよね・・・

本日は$1=¥105くらいでしょうか。

9日 土曜日

1ドル105円という予想は思いっきり外れてましたね。昨日の終り値は107円くらいだったようです。でも、ちょっと言い訳すると、為替レートにはあんまり興味無いんだよね。ドルはドルのまま、ユーロはユーロで持っていようと思っている人間には為替リスクなんてほとんど関係ないですから。

それにしても、ネットスケープナビゲーターのスタイルシートへの対応状況は何とかして欲しいものである。やっぱり、米国特許 5,860,073 "Style sheets for publishing system" のせいで自由に実装できないんでしょうかね〜 もし、そうならユーザーにとって迷惑極まり無い特許ですね。

特許といえば、日経新聞に富士通研究所が特許問題がないことを売りにした圧縮技術を開発したという記事がありました。(これってFLDCとは別なの? 誰か教えて。) 「データ中の文字の頻度を調べ頻度が高い文字ほど短い符号に置き換えてデータを圧縮する。」とのことなので算術符号化の類でしょうかね。同記事によれば、圧縮速度はLHAよりもかなり早いようです。ただ、そのLHAに特許問題があるかのように書かれていたので気になりますね。LZ77はスタック社が特許を持っているように書かれていましたが、私の知る限り、LZ77単独での特許は存在しなかったように思います。LHAの特許問題がLZ77自体の事だとすれば問題は深刻です。LZ77を使用しているPNG, HDF, gzip, zlib等が全滅しかねません。(もしそんな事にでもなったら、ブロック整列法でも使うようになるんでしょうかね〜)

そういえば、カーマーカー特許の取消を求める訴訟なんてものも起こっているんですね。頑張って欲しいものです。ソフトウェア特許の現状を憂いる者として応援しています! (余談ながら、遺伝子を特許にするのも止めていただきたい!)

では、また来週。(笑)

10日 日曜 はれ

この国での安全に対する意識ってのは甚だ不思議です。そもそも、『安全に「絶対」は無い。』って事ぐらいどうして理解出来ないのでしょう。(原発もまた然りです。) 「絶対」といえば、先物で「絶対に儲かる」とか言われてカモになっている人も相変わらず減りませんね。「絶対」を信奉しているから、必然的にリスクマネジメントの発想も出て来ないんですよね。このような感覚で色々な事が決定されていくのを見ていると、背筋が寒くなります。

道教の太上老君は、老子が神格化されたもののようです。老子は前6世紀〜前5世紀頃の人だといわれているので、殷の崩壊〜周の成立(前11世紀)を描いた「封神演技」に登場するのは明らかに矛盾します。まあ、存在さえ不確かな人間なんでどうでもいいんですけどね。ましてや神格化されているのですから、何でもありでしょう。あ、そうそう、「神格化」と書きましたが、実際には「神」ではなくて「仙人」にされたんですね。道教に置いては「神」よりも「仙人」の方が位が上ですから。

毎回、ひとつぐらいは計算機の話を持ち出したいとは思う。この間書いたように、gmcFTP機能が非実用的な速度になってしまった。しょうがないのでemacsのange-ftpに手を伸ばしてみたのだが、これがけっこう使いやすい。gmc同様ローカルのディレクトリとFTPディレクトリを区別しないし、速度も速い! gmcがスレッドを使うようになるまではFTPはこいつに任せよ〜と。emacsといえばetermモードを初めて使ってみたのだが、なぜか文字化けするんだけど・・・

最近はどうも封神演技に凝っているようですね。まあ、ネタが早速尽きてきたって事で・・・

[補足] (1999/12/6)
「封神演技」って「封神演義」の間違いですね。てへへ。
指摘ありがとうございます > ケシゴムさん

11日 月曜

gtk+を勉強していて思ったのだが、GUIアプリケーションというのは基本的にイベント駆動であって、イベント(クリックされたとかキーボードが押されたとか)に対する動作で成り立っている。gtk+ではgtk_signal_connect関数を使ってコールバック関数をシグナル(イベント)にバインドしている。これは、そこそこ良い方法だとは思うけど、どうも引っかかる。それに比べると、Delphiで使われていたメソッドポインタ(C++Builderでいうところのクロージャ)という方法は極めてうまく設計されていたな〜 と思うんだよね。もっとも、言語を拡張して実装されているわけで、そのような拡張が許されないgtk+のようなライブラリと比較できないは思う。C++のGUIツールキットを見ても、状況は似たようなものだ。Qtは特殊な文法で記述して、それを特殊なツールにかけることによって必要なコードを自動生成して対処しているようだ。これも言語の拡張といえなくもない。一方、wxWindowsではメソッドをオーバーライドすることで対処するということのようだ。Gtk--は良くわからないけど、テンプレートで型の安全性を保証しているらしい。ところで、JAVAはどうなんだろ? この辺はGUIツールキットの宿命的な問題のようにも感じられるし、気になるところだ。

そういえば、インテルはターボリナックスに出資していたのですね。あと、アメリカが暗号の輸出規制を緩和するそうです。

ところで、「政治的に正しいおとぎ話」を読んだことあります? 面白いですよね〜 読んだことのない人のためにちょっとだけ解説すると、政治的に正しいってのはPC(Political Correct)の訳で、旧態依然とした性差別, 年齢差別, 階級差別, 容貌差別, 環境に良くない偏見からの解放を目指す考え方です。本書ではその考え方で「古典的おとぎ話」を書き換えている・・・笑えます。問答無用で笑えます。読んでない人は是非読みましょう。続編の「政治的にもっと正しいおとぎ話」と「政治的に正しいクリスマス物語」っていうのもあります。個人的には「本当は恐ろしかったグリム童話」とかよりずっと面白いと思う。

12日 火曜 はれ

いや、きょうは暑かったですね。こんなに暑くなるとは思いもよりませんでした。

けっきょく、Gtk--を使うことにしました。FreePascalから使うのも考えたのですが、VCLのようなプログラミングは出来そうにないので諦めました。Gtk--で、いちおう"Hello, World!"的プログラムを作って、ふと思いました。C++ではメソッドのオーバーライドに特別なキーワードが必要ないんですね。プログラムを読む側からすると、既存のメソッドをオーバーライドしたのか、新しい関数を定義したのか分からなくていい迷惑ですね。オーバーライドしたメソッドには一言くらいコメントつけましょう。あと、gtk+の資料は沢山あるのに、Gtk--の資料はほとんどありませんね。ハッカーの世界ではC++はあまり好まれていないようです。そういえば、以前にRMSはC++嫌いって噂がありましたね。

睡眠が不足していると、日記に書くことも思いつかないから不思議です。(別に不思議ではない。) やっぱり、8時間くらいは寝た方が健康のためにいいでしょう。

13日 水曜

パキスタンのクーデターの話は驚きましたね。僕はあんまり状況を把握していないので、コメントは差し控えたいと思います。それにしても、新聞からもニュースからも表面的な事実の、更にうすっぺらな表面くらいしか伝わってきません。情報の貧困さにはまいります。

Gtk--ですが、Gtk_HBox, Gtk_Button, Gtk_Tooltips, Gtk_Viewport, Gtk_HandleBoxなどのウィジェットがありますが、全部の名前に"Gtk_"というプリフィックスがついていると思うとうんざりします。いっそのこと、"Gtk"という名前空間を定義して、「Gtk::Button」と言うように扱えた方が気持ちいいです。なんでこないな変な設計になっとるんや。きっと僕の思いもつかないような理由があるのでしょうね。人間誰しも、既知の領域とは比べものにならないほどの未知の領域があるはずです。

14日 木曜

「何故、"Gtk"という名前空間を定義しないのか」という話ですが、ひょっとしたらGtk--が設計された時点でgccが名前空間をサポートしていなかったのではないでしょうか? この辺の事情には興味があるので暇なときにでも調べてみます。

最近、「シュレーディンガーの猫」に興味をもって、量子力学の本を読んでいるのですが、面白いですね〜 そういえば、さくらは結局住友と組んだんですね。その辺の話は以前からあったので別に驚きもしませんけど。野村と組むって噂の方が夢があって良かったですね。ところで、例の臨界事故の話は新聞からすっかり消えましたね。どうなっちゃったんでしょ。

あ、そうだ。明日こそは「エクセルサーガ」を見なくちゃ。

15日

「エクセルサーガ」は今度は見忘れませんでした。でも、内容はいまいちでしたけど。といいつつ来週もきっとみますけど・・・

さて、ここのところ毎日書いているGtk--です。Gtk--のサンプルではロケールが使えてませんでしたが、Gtk_Mainのコンストラクタの第3引数(have_locale)にtrueを与えると、Gtk--が内部でgtk_set_localeを呼んでくれるので解決するようです。(サンプルでも、これぐらいやって欲しいものだ。) で、とりあえず日本語表示のサンプルです。日本語のメッセージを扱うためには、あとgettextをマスターすればOKかな。

ところで、ブランドものってどうしてあんなに売れるのでしょうか。最近、ブランドものを買う人間の心理に興味があります。でも、M$のブランドイメージのせいでM$のソフトは不安だし、心情的には納得するんだけどね。

17日 日曜

Gtk--をお勉強しておりまして、気が付いたんですが、gcc(とegcs)の名前空間への対応状況はかなり酷いようですね。"using namespace std;"と"std::"の有無に係わらずコンパイル出来てしまいます。うわ〜 私は、たとえコンパイラが気にしなくても、正しいコーディングをしたいんですね。そのために、どれがどの名前空間に属するか等々のリファレンス本とかが欲しくなります。でも、ホントは"ISO/IEC 14882-1998 Standard for the C++ Programming Language"を$18払ってダウンロードするのが一番いいんですよね。その辺の本屋でリファレンス本を入手するメリットは、情報が炭素分子系の媒体に固定されているということだけでしょうか・・・(笑)

そういえば、昨日の日経新聞の朝刊に「世界の少数言語残そう!」という記事で、日本の研究者の「消滅の危機に瀕した世界の少数言語」に対する活動が紹介されていました。こういう活動が活発に行なわれている事は、とても嬉しいです。大谷大の片岡裕:助教授のことも書かれていました。それにしても、System1(片岡氏らの開発している国際化多言語環境)の現状はどんなものなのでしょう? 気になります。そのことについて、8月19日と10月6日に質問のメールを送ったのですが、返事はいただけませんでした・・・ 残念です。

18日 月曜

以前、この国にはリスクマネジメントの概念が無いといった話を書きましたが、よくよく考えてみるとフェイルセーフの発想も極めて貧弱だよね。もっとも、これもリスクマネジメントに含まれるのかも知れないけど・・・

20日 水曜

Gtk--ですが、イベントハンドラの実装にテンプレートを使うってのは、どうもしっくりきません。Delphiのシンプルなメソッドポインタが懐かしいです。(C++Builderだとクロージャっていうんでしたっけ?)

ところで、HTMLメールってやっぱり独善的だと思います。対応していないメーラーを使っている人間にしてみれば、ただのゴミです。対応していないと書きましたが、当然MIMEには対応しています。HTMLメールをGUI等で編集する機能が用意されていないってだけです。(もっとも、そういう機能が必要であるとか全然思いませんけど。) HTMLメールを送られて来るたびに、TexとかPostscriptとかのメールを送って反撃したい衝動に駆られます。HTMLメールを僕に送って来る皆さん、皆さんだってTexやPostscriptのメールとか送られてきても、困るでしょう。そう思うなら、ぜひHTMLメールに対応していないメーラーを使っている(私のような)人に送るメールはプレーンテキストにしてあげましょう。(はっきりいって、メールで伝えたい文章情報でHTMLを使わなくちゃ伝えられないものなんて、そうは無いです。) そうすれば、双方が不愉快な思いをしないで済む筈ですから。

HTMLメールでも、代替のテキストが別のパートとして送られて来るのですが、これが「multipart/alternative」を使っている割には、全然"Alternative"(代替)の文章になっていないから酷いもんです。

そういえば、MainWinっていうWin32アプリケーションのLinuxへの移植ツールが発表されたようです。(http://www.ascii.co.jp/linux/news/today/article/article300608-000.html) これはソースコードレベルの互換性のようです。

最近、いろいろな議論をしてて、日記を書いてる暇が無くなっちゃいました。そっちの議論の方が面白いので、しばらく日記は書かないかも・・・ まあ、そっちがひと段落つけば、そのネタが沢山書けそうですけど。

クリボーさんのところでの発言より

CGはマチエールが無いので、Susho的にはあまり好きじゃありません。
(自分が下手な言い訳のような気がしてきた・・・)
やっぱり、僕は油絵とかアクリルガッシュとかがいいな〜
写真屋さんが無くても、
gimpとかがあれば、あまり不自由しないと思います。
そういえば、Gimp fow Win32 は環境変数LANGをja_JP.sjisとかにしたら
起動しなかった・・・

ヴァンパイア セイヴァー のコマンドってそんなに難しいでしょうか?
確かに、独特だとは思いますが・・・

それにしても、空中でキャンセルからダークネスイリュージョン
とか出せる人間は化け者だと思うけど・・・
(この掲示板を見ることは絶対に無いと思われる我が友人Wへ)

あ、僕も一回転系はダメですけど。


なんか、脈絡が無い話だな・・・
つかれてるな > 俺

21日 木曜

そういえば、例の政務次官の話は面白いですね。核武装の話は置いておいても、あんな女性蔑視の発言をしたら辞任は当然でしょう。あんな議員がいたなんて信じたくありません。でも、字の書けない議員がいるって噂も聞いたことあるので、それに比べれば多少はましでしょうか。

22日 金曜

気がついたら、1000Hitを越えていてビックリしました。一体1000Hit目は誰だったのでしょうか。気になります。そういえば、2ヵ月半で1000Hitってのは多いのでしょうか? それとも少ないのでしょうか? 個人的には、まあ普通かなと思うのですね。Hit数の数字を見ていると少ないような気もしますが、掲示板への書き込みの数を見ると、逆に本当にこれだけアクセスされているのかと不安になります。ホントはあんまり気にしないのが一番いいんでしょうね。

さて、森博嗣氏の「人形式モナリザ」を買おうと思っているのですが、めんどくさくてまだ買っていません。^^;; これで、瀬在丸紅子シリーズも第2段ですね。で、S&Mシリーズを、今思い返してみると「思考、そして精神とは何か」というテーマが常に根底に存在したのではないかと思います。読んでいる間はそんなこと全然考えてませんでしたけど・・・ ところで、僕は氏の小説から、多大な影響を受けました。他のどんな小説や学術書よりもです。人生のこの時期に氏の小説に出会えたことを幸運に思ってます。新シリーズもどれだけ楽しませてくれるのか楽しみです。(笑)

23日 土曜

これまで、ウィンドウマネージャは Window Maker を使っていたのですが、Enlightenment に乗り換えることにしました。理由はシンプルです。それはパレットの不足でした。X Window System のパレット管理の仕組みは良く知らないのですが、個人的な感覚では、あのWindowsにすら劣ります。そう、アプリケーション間でパレットを共有したりという発想が皆無なのです。Xはハイカラー以上でないと使う気が起きません。しかし、残念ながら僕のPC-98に使われている Trident Providia 9685 にはXFree86が対応していないのです。けっか、なんとかパレットをやりくりするわけですが、色を沢山使うのは僕の環境ではGNOMEとウィンドウマネージャです。(あと、Gimpかな) ところが、EnlightenmentとGNOMEは共にimlib経由で描画を行なっているので、パレットが共有できるのです!! ブラボー ハラショー 気がついてみると、Gimpも自分のパレットをインストールせずに起動するようになりました。さらに、ハラショー!! ついでにスクリーンショットを置いておこーっと。それにしても、こんなことで一喜一憂しているなんて私もガキですね〜 ま、いっか。

そういえば、10月に入ってからずいぶん真面目に日記を書いていますが、これで27KBです。だいたい一日分が1キロですね。

24日

Enlightenment + GNOME はなかなか快適です。Window Maker の時はルートウィンドウはWindow Maker のウィンドウだったのか、複数のアイコンをドラッグして選択できませんでした。Enlightenmentではちゃんと選択できましたし、右クリックでgmcのメニューがでます。ところが、PPxPのフロントエンドの一つであるppxp-applet - GNOMEのアプレットです - をインストールしようとしたら、コンパイルではねられてしまいました。gnome-libs(1.0.10)のlibgnome.so, libgnomeui.so, libpanel_applet.so あたりがbindtextdomainやgettextなどの国際化関連の関数をエクスポートしていないことが原因のよう・・・ これらをコンパイルしたときのことは良く覚えてないのですが、何にしてもコンパイルしなおさなあかん。どうせなので、先日リリースされたOctorber GNOME (GNOME 1.0.53) にしました。なんとダウンロードに30分もかかってびっくりです。と、ダウンロードしてみて気がついたんですが、パッチをダウンロードすれば良かったんですね。あ〜あ、今日はオマヌケ。そういえば、Enlightenmentってフォントをどうやって換えるのでしょうか? タイトルバーの日本語が化けているのはやっぱり困ります。

そういえば、Y2Kももうすぐですね。どのくらいの被害になるのか、僕にはさっぱり予想がつきません。放射線治療機(?)の並列プログラミングのミスで何人か死んだような過去のケースを考えると、どうしても悲観的になってしまします。一方で、GPSのオーバーフローの時には、大した被害は全然なかったようなので、何事もなく過ぎてしまうのかな、と言う気もします。もちろん、そうなってくれるのが一番いいんですが。こういうことにつけこんで、なにかやらかそうと言う輩はきっと沢山いるんでしょうね〜 それと、何も起こらなかったとしても、経済のポテンシャルはきっと低下するんでしょうね。きっと、Y2Kによる現在の(後向きの)投資の反動がきますね。それを、Milleniumへの期待感が相殺して、結局横ばい・・・ってのが素朴な一高校生の見解。後向きの投資と言えばデノミとか2千円札とか、「やめてくれー」とか叫びたくなるアナクロニズムですね〜 2千円札なんて、その極みのように思えます。この不況時に人の税金をどぶに捨てて、一体何をするつもりなんでしょうね〜 っておい、誰か、あの馬鹿を止めろ!! おい!!

25日 月曜

今日は、ひたすら計算機ネタで・・・

Lynxもw3mもそうなのだが、サーバーとの通信とHTMLの構造の解析は別スレッドでバックグラウンドで行なうべきでしょう。なんでこう、変なところでアナクロなんでしょう。 反応の遅いサーバーとかにリクエストを出した後、反応が帰って来るまで何も出来なくてこまります。

何が問題かっていったら、gnome-libs-1.0.53をインストールしたら、文字化けするようになったことなんだよね。文字化けするってことはgettextはちゃんと働いてるってことだから、フォントの指定方法が代わったのかな・・・

結局、他のパッケージもアップデートすることにした。

パッケージ 旧バージョン 新バージョン
glib/gtk+ 1.2.3 1.2.6
gnome-core 1.0.7 1.0.53
gnome-utils 1.0.1 1.0.50

結果、全体的にかなりレスポンスが良くなったように思える。その代わり、起動はずいぶん遅くなってるけど・・・ メニューとかでこれまでアイコンの無かったアイテムにアイコンが追加されていた。それと、ログアウトの画面がカッコよくなってましたね。

それにしても、文字化けは困ったもんだ。きっと、X_LOCALEのしわ寄せでしょうね。もう、libc5はobsoleteなのでしょうね・・・ そのままだとgnome-libsのコンパイルが通らなかったので、--with-included-gettextを指定したのが原因っぽい気がする。かといって、--disable-nlsにはしたくないしな〜

おもむろに、gimpを起動しようとすると"gimp: can't resolve symbol 'bindtextdomain'"というメッセージが・・・ Gtk--のアプリも同じ結果に。これは、どういう意味なんでしょう。このgimpはgtk+にbindtextdomain関数がエクスポートされていることを期待するが、実際にはエクスポートされていないってこと? あ、まてよ、gnome-libsのコンパイル時にも似たようなメッセージが出てたような・・・ だとすると原因はgtk+か? gtk+は以前と同じように--with-locale=ja_JP.ujisを指定してコンパイルしてあるのに?

お、~/.gtkrcを書き換えるとフォントが切り替わる、っと言うことはフォントはちゃんと指定されている(?) ひょっとして、ウィジェットレベルで多バイト文字のフォントを扱えていない・・・な〜んて事態か?

しょ〜もないから、環境変数LANGを指定しないで利用することにした。ところがどっこい、そうしたらgtkのコントロールでkinput2を表示しようとしたら出来ないじゃないの。つまり、漢字が入力できない。これは困った。(実はあんまり困んないけど) ロケールによってメッセージを切替えるのは当然だが、ロケールによって扱える文字集合を制限されるのは、なんか根本的におかしな設計に思える。

ppxpアプレットが使えるようになったのはいいが、とんでもない問題に足を突っ込んでしまった気がする。やっぱり、国際化関連は鬼門かな〜 System1への想いは更につのるのでした。(続く、次回)

27日 水曜

結局「人形式モナリザ」は買ってしまいました。なかなか、面白い話だったと思います。前半は少しノリが悪い気がするけど・・・、後半は「さすが」です。トリックと犯人はかなり簡単にわかりました。というか自明でした。そうそう、数学の証明問題とかで、「自明である。証明終り。」とか書きたい衝動に駆られることってありません? まあ、そんなことは置いておいて、自明なんですね。それ以外の形(フォーム)では、当てはまらない! ただ、「最後の一行」の意味が理解できませんでした。「正当な理解は、正当な理解力が尽くされなければ、得られない」そうなので、私の理解力不足でしょう。ちょっと、残念です。いつも、森ミステリィでは、トリックも犯人も物語の中心に無いような気がするので、これも、ある意味自明なのかもしれない。

さて、計算機の話です。別にメッセージを切替えるのにロケールを換える必要はなかったのですね。環境変数LANGUAGEを指定しなければ、デフォルトの英語のリソースが表示されますね。

で、先日書いたようにgimpが動かなかったので、これは困ると思い、gimpを再コンパイルしようと思い立ちました。どうせなら最新版を、と思いバージョン1.1.10を取ってきました。で、普通にコンパイルしようとすると、
../../libgimp/.libs/libgimp.so: undefined reference to `gettext'
というエラーメッセージが・・・

--with-included-gettextを指定すると、いちおうコンパイルは通るようだ。

ということもあって、最近は Debian GNU/Linux に興味がでてきました。やっぱ、依存情報を管理可能なパッケージシステムはエンドユーザーには必須です。もちろん、そのようなシステム無しに、依存状態を含めたシステムをすべて把握、管理出来る人も世の中にはいます。そういう人には、きっとパッケージシステムのメリットはあまり理解できないでしょうね。なんか、優秀なプログラマほどポリモーフィズムのメリットは少ないということに似ている気がします。

何にしても、Linuxのコンポーネント・アーキテクチャー、もしくはレイトバインディング・アーキテクチャーは、私のようなユーザーには不可解な化け物に思えます。このブームとも言える異常な盛り上がりの中でLinuxを手にした人で、この辺で挫折している人って結構多いんじゃないだろうか。Linuxの普及のためには、この問題はしっかり解決されないとダメですね。パッケージ管理システムで誤魔化すもんでもありません。

28日

ネットスケープナビゲーターはTDエレメントの終了タグを省略できないんですね。

gimpはコンパイルが通るかと思いきや、
/usr/local/lib/libgtkxmhtml.so: undefined reference to `strtok_r`
というエラーが出てしまいました。

29日

先日、学校で実力試験があったのですが、物理がとてつもなく酷い点数でした。何も勉強していなかったとは言え、もうショックです。かと思えば、これまた何も勉強していなかった政治経済がトップだったりするのですが...

GNOMEの文字化け問題です。gtkアプリケーションで、自分でハードコーデッドされたフォントを読み込んでいるものは日本語を表示できていました・・・ やはり、フォントの指定が問題のようです。ホームディレクトリの .gtkrc.gtkrc.mine をincludeしているようなのですが、これは無効になっているようです。しょうがないので、.gtkrcに直接書いたら、いちおう欧文のフォントはちゃんと変化しました。しかし、欧文以外は相変わらずです・・・ gnome-libsを1.0.54にアップデートしたのですが、状況は変化無しです。

そういえば、enlightenmentも日本語が文字化けするんですけど・・・ なんとか、ならないのでしょうか? 

それと、先日、WindowMakerのパッケージのサイズを少し小さくしました。といってもstripでシンボル情報を削除しただけです。本当は、WindowMaker-extra-0.1.tar.gzも別パッケージ化した方が良いのでしょうけど、そこまではしてません。(大した手間でもないですけど。) 新しいバージョンをパッケージ化するときは、そうしましょう。

30日 土曜

「封印再度」を読み返してみました。新しい発見は2ヵ所ほど。

gimp-1.1.10は、幾つかのプラグインがコンパイルエラーになってしまいます。

プラグイン エラー
common/animoptimize undefined reference to `gettext'
common/autocrop undefined reference to `gettext'
common/autostretch_hsv undefined reference to `gettext'
common/bz2 undefined reference to `gettext'
などなどcommon以下多数 undefined reference to `gettext'
faxg3 undefined reference to `gettext'
helpbrowser /usr/local/lib/libgtkxmhtml.so: undefined reference to `strtok_r'

しかも、ほとんど
undefined reference to `gettext'
なんですけど・・・
洒落になりません。誰か助けて・・・

それをダミーに置き換えたら、一応はコンパイルが通りました。こまかい原因の追求は面倒そうなのでしてません。でも、そういうことをしていくと、ハックの力がついてくるのかなという気もします。とりあえずは、GIMPが起動してくれたので良しとしましょう。起動時にプラグインのエラーが沢山出ているようですが・・・
** WARNING **: wire_read: unexpected EOF (plug-in crashed?)
perl: can't resolve symbol 'bindtextdomain'

そういえば、Enlightenmentは結構不安定ですね。ときどき、マウスに反応しなくなります。そういうときは[CTRL]+[ALT]+[BS]でコンソールに制御を戻すのですが、X上で動いていたアプリはみんな死にます。何か、よい方法は無いものでしょうか...

Linux/98で、カーネルをRev.19に入れ換えてみました。あまり変わった点は無いようなのですが、なんとなくです。そう、なんとなくってのはかなり大事だよね。

31日 日曜

gimpのスプラシュ画面が代わってました。なんか渋いです。ひょっとして、バージョンごとに代わるのでしょうか? そういえば、幾つかツールも追加されてました。パスのツールとか、指先ツールとかです。けっこう便利です。

そういえば、久しぶりに泳ぎたいな〜 そう、今年はまだ2,3回しか泳いでないんですよ。正月頃に2回くらい泳いで、後は学校の水泳の補講だけです。去年とその前の夏休みはそれぞれ20kmずつ泳いだんですが、今年は機会を逃してしまいました。残念。

一ヵ月分の日記が約40Kバイト。年間で500Kバイトとして、一生続けると300Mバイトくらいでしょうか。やっぱり、CD一枚分にも達しませんね・・・

GNOMEの文字化けですが、gnome-coreとgnome-libsの文字化けですが、ja.poをmuleで開こうとしたら、ctext(Compound Text)として認識されてしまいました。本当はEUC-JPの筈ですが・・・ POファイルはみんなそうなのかと思いGIMPのを開いてみるとちゃんと表示できます。エスケープシーケンスが混入しているのかと思いバイナリエディタ(GHex)で調べてみても、ありません。nkfでiso-2022-jpに変換してからeucに戻すと、こんどはmuleでちゃんと開けます。サイズを比べてみると、若干小さくなっています。変換前が92718バイトで、変換後が92692です。diffを取っても、とても見られるようなものは出て来ないし・・・ とりあえず、こっちの新しいja.poからja.moを作って・・・

ja.po:297: end-of-line within string
ja.po:298: end-of-line within string
ja.po:856: end-of-line within string
ja.po:857: end-of-line within string
ja.po:923: end-of-line within string
ja.po:924: end-of-line within string
ja.po:1152: end-of-line within string
ja.po:1357: end-of-line within string
ja.po:3238: end-of-line within string
ja.po:3239: end-of-line within string
ja.po:3240: end-of-line within string

ぐおー、エラーぐぁー!! しかし、これで問題がありそうな場所はだいぶ絞れたぞ!! たしかに、297行目を見ると壊れている。ちょっと、293行目から297行目まで引用してみよう。

"This applet monitors the charge of your laptop's battery.  Click on it to "
"change display modes."
msgstr ""
"このアプレットはラップトップPCのバッテリの充電容量をモニタします。クリックす
"襪班充┘癲璽匹鯤儿垢靴泙

よし、これは297行目はきっとEUCのバイトがずれているのでしょう。EUCの構造を理解しないエディタかツールで改行して行末と次の行頭に「"」を挿入したのでしょうね。ちょうど文字数が多いところなのでまず間違いないですね。 もとのja.poファイルを見てもそこの部分は文字化けしてます。これとは違いますが。バイト列を調べるのは面倒なのでやめましょう。古いバージョンのgnome-coreから該当部分をコピーしてきても良いのですが、11箇所ぐらいなら、とりあえず自分で翻訳することにする。が、文字化けは直らない!! 原因はもっと別のところか・・・

そういえば、GHexは使えないバイナリエディタですね。上書き編集が出来ても、挿入が出来ないとお話しになりません!!